実は重要な「趣味」の項目
SさんとHさんは女性2人でお見合いパーティにやってきました。2人のプロフィールカードを見比べてみると、とある項目が全然違う。それは「趣味」の項目です。
Sさんは趣味の欄に「カリグラフィー」と記入しました。みなさん、カリグラフィーって知ってますか?また、男性のなかでの知名度はどのくらいだと思いますか…?
お見合いパーティーにおけるプロフィールカードの目的は情報収集だけでなく「話題作り」と「共通点探し」ということもあります。
カリグラフィーは素敵な趣味ですが、この話を盛り上げる自信がある男性は少ないだろうし、同じくカリグラフィーが趣味の男性も少ないかもしれません。
回転寿司形式のお見合いパーティの場合、ひとりとお話できるのは5〜10分程度。その限られた時間のなかで、いかに相手と「共通点を見つけるか?」これが大切なのです。
対してHさんはアロマテラピーと記入しました。でもHさん、実はアロマテラピーのことはあまり知りません。
男性から「Hさんはアロマテラピーがご趣味なんですね」と聞かれたHさんはこう答えました。「実は双子の妹がアロマテラピーのお教室をやっていて…それで最近ちょっと興味があるんです」。
Hさんは趣味への質問に対して、妹がいること、自分は双子であること、妹はお教室をやっていること、3つの情報を返しました。
きっと相手は、「えっ!?Hさんって双子なんですか?」とか「妹さんとは仲が良いんですか?」と聞きたくなったはず。質問の返事からまた質問をさせるテクニックです。
Hさんはプロフィールカードを使って、相手といかに会話をはずませるかがお見合いパーティーの必勝法だということを知っていました。誰でも知っている趣味を書くのが、お見合いパーティーにおける鉄則だと私も思います。
男女問わずできる趣味でも良いですね。ややマニアックにも思われそうな趣味は、もっと仲良くなってから話すようにしてみるといいかもしれません。
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