こんにちは、HSPアドバイザーのRyota@HSPアドバイザーです。
きょうは、強度のHSPである私が運営するメルマガ「【HSPの教科書】HSPアドバイザーが教えるHSPの生き方・働き方&質問回答集」のなかから、繊細で傷つきやすい気質を持つ「HSP」の方々が悩みがちな「居場所」や「仕事」についての考え方をご紹介します。
この記事は「HSP診断でHSPだとわかった人」向けに書いています。まずはサイト『ココヨワ』のHSP診断(2分で終わる25項目で簡単審査)で診断したあとにご覧ください。
HSPとは
「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略称で、「生まれつき非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味です。HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、生まれ持った性質であることがわかっており、人口の5人に1人があてはまる性質だといわれています。(マドレクリニックHPより引用)
居場所づくりにおいて大事な視点
さっそく、HSPが生きるなかで重要になる「居場所」についてお話ししましょう。多くの人が以下のような行動で1日を終わらせています。
- 学校と家の往復
- 会社と家の往復
- 土日は家でのんびり休む
もちろん、これがダメとはいいません。のんびり休むのも大切なことです。ただ、居場所は増えません。
重要なこととして、「居場所は与えられるものじゃない」ということがあります。
居場所がほしいといっている人に「ポンっ」と、料理学校に参加させたらどうでしょう。イヤイヤ参加するから楽しめません。人からいわれたことって、「人の意見」であり「人の責任」なんです。
居場所は、あなたが自分で選んで、自分で落ち着ける空間にするから居場所になるんです。心の問題が大きいんですね。
居場所=モヤモヤが消える場所?
HSPは不安と戦っています。連絡ひとつ取るにしても、相手にどう思われるか、嫌われていないか、胸のなかにモヤモヤを抱えます。
新しい場所に行っても、いきなり居場所になんてなりません。この胸のモヤモヤを解消すること。心のなかに自分が安心できる場所ができれば、それが居場所になってきます。
ちょっと抽象的な表現でしたね。たとえば、散歩でもいいんですよ。普段は仕事のことをいろいろ考えて悩んでいる。気分転換に散歩に行った。普段とは別の違う道を通った。たまたま知らないカフェを見つけてコーヒーを飲んでみた。仕事のことを忘れてリラックスしてた。
そしたら、このカフェってあなたの心のモヤモヤが消える可能性がある場所、居場所になるんですね。
私のインスタライブは多くのHSPの居場所になりました。みなさんどんどん悩みをコメントしてくれます。仕事のことも書いてくれます。このとき、仕事のことをコメントしながら「悩みを吐き出すことで仕事のつらさが減っている状態」だったと思うんです。
心のモヤモヤがなくなり、ちょっと癒される。また来たくなる。こうやって居場所になっていったんですね。居場所と聞けば、物理的な場所を想像します。でもその前に心と向き合ってみると、あなたピッタリの居場所が見つかりやすくなりますよ。