チーム育児で叶うことって?
「あなたは育児に追われてしまってできなかったことがありますか」と聞いたところ、「ある」と回答した人はチーム育児未実施の家庭で58.8%で、半数以上の人が「できなかったことがある」と感じていることが判明しました。
チーム育児を実施している家庭では「ある」と回答した人は33.3%と、チーム育児未実施の家庭の約半分の割合となっていることを見ても、チーム育児を実施することによって66.7%の人が育児に追われずにやりたいことができているということが明らかになっています。
親子で過ごす時間は「チーム育児」で増やせる…!
「あなたは平日、親子3人で過ごす時間をどの程度とれていますか。(食事の時間も含む)」という項目についても、妻と夫の双方にアンケート調査を実施。
2時間以上取れているかどうかで比較したところ、チーム育児を実施している家庭では54.2%、未実施の家庭では30.4%という結果になりました。
チーム育児を実施することによって妻の負担が減ることはもちろんのこと、親子で過ごす時間が増えるということがわかりますね。
「チーム育児」を実現するために大事なこと
「あなたのご家庭では、育児の分担についての話し合いをしていますか(お子さんの出産前)」と聞いたところ、チーム育児を実施している家庭では79.1%、未実施の家庭では33.3%が「していた」と回答。
実施家庭と未実施家庭で45.8%の差が生じており、チーム育児の実施状況と出産前の話し合いに相関関係が見受けられる結果となりました。
出産前から「チーム育児」は始まっているようですね。
食い違う夫婦喧嘩の原因
夫婦喧嘩の原因について聞いたところ、妻の1位は「育児に関する分担が不公平(42.6%)」、2位は同率で「配偶者の言葉に思いやりがない(40.4%)」「育児に対する考え方が違う(40.4%)」、4位「決められた育児の分担をしっかりやってくれない」という結果でした。
夫は、1位「配偶者の言葉に思いやりがない(47.4%)」、2位「育児に対する考え方が違う(33.3%)」、3位「育児に関する分担が不公平(24.6%)」、4位「決められた育児の分担をしっかりやってくれない(15.8%)」。
また、妻の原因の1位、夫の原因の3位「育児に関する分担が不公平」に関しては、全体平均32.7%に対し、チーム育児を実施している家庭では20.0%という結果となり、不満に思っている人が12.7%少ないと判明しました。
そのほかにも、男女ともに4位にランクインしている「決められた育児の分担をしっかりやってくれない」に関しても全体平均22.1%に対し、チーム育児を実施している家庭では6.7%と約15%不満に思っている人が少ないということが明らかになりました。
育児を取り巻く環境は、ママ・パパが赤ちゃんだったころに比べて、大きく変わっています。
子育ては家族でチームとなって行っていく時代だからこそ、「話し合い」を大切にしていきたいものですね。
- source:PR TIMES(ピジョン 育児イマLABO調べ)
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