自分らしさが「魅力」になる
他人にプロデュースをすべて任せていたら、果たしてそれが自分に合っているのか、合っていないのか、それすら「自分で答え」を出せない状態に陥ってしまっています。
周囲の人が「その服似合ってますね」ということもあれば、「それは似合ってませんね」ということもある。だから結局のところ、自分で答えを出すしかないのです。
他人の言葉というものは、あくまでも「他人の主観」であって、本当のこと、事実というわけではありません。
だからこそ、「自分が好きなもの」を身につければいいわけで、「似合うための努力」をすればいい。それがわかれば、結婚するために学校に行ってお金を出して学ぶ必要などないのです。
「変えたい」「変わりたい」という意識さえあれば、いまの時代、独学でもほしい情報がすぐに手に入ります。もちろん、手に入れる情報には嘘もあるから、騙されることもある。でも結局は、「本物を見抜く力」があれば、ブレることはありません。
便利になったいまの時代、ほしい情報は簡単に手に入る。
お金を出せば、買えないものはない。
でも、理想を追い求めるのも自分。結果を出し理想を現実にすることができるのも、結局は自分なのです。
結婚したい、でも出会いがない…マッチングアプリやSNSで人との繋がりを獲得する。最初から趣味や、簡単な略歴をインプットさえしていれば、誰かしら自分に興味を持ってくれる人がコンタクトしてくるのだから、相手を知るための時間や手間は大幅に短縮できるし、画期的です。
でも交際を成熟させゴールの結婚という理想を現実にするまでずっと、他人のサポートは必要なのでしょうか?
他人の手によって、飾られた自分を異性に気に入ってもらい、結婚までこぎつけたとしても、どこかで必ず「素」を出さなければならない。
そういうときは、かならず訪れます。であればどのような場であっても最初から「素」を殺さずに、自分らしさを主張するべきで、それこそが、その人の魅力だと私は思うのです。
結婚に、台本もお金も要らない
こうしたカルチャーが大きくなると、男女の会話に「台本」が用意される時代がくるでしょう。マニュアルがなければ、何ひとつ自分の意思で行動できなくなってしまうからです。
「男ウケ」「女ウケ」するために、着慣れない苦しい恰好をして、恰好つけてみたり、甘えてみたりしたところで、家に帰ったらそれらを速攻脱ぎ捨てて、裸で深くため息をつくのではないですか?だって、それが本来の自分の姿なのだから。
自分の嘘、偽りのない姿に向き合って、自分に興味を持つことが重要。自分に興味がない人間は、他人にも興味を持ってもらえないと個人的に思います。
お金で買えるサービスはあくまでもサービスであって、本人の努力ではありません。努力に必要なのは、意識なのです。
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