もともと痩せ型ではないけれど、太っている方でもいなかった私、ライターT。ずっと普通体型のカラダとともに生きてきました。
しかし、たくさんおしゃべりしてくれる人生の諸先輩方から聞いていたとおり、30歳を過ぎたあたりから、みるみるうちに体型に変化が…。
特に35歳を過ぎてからは、「いったい私のカラダに何か起きたの?」と思うほどに、体積は加速を増す一方。
数年のうちに食の嗜好が変わったわけでも、生活リズムが乱れたわけでもないのに…。
そう、「加齢による代謝の低下」というものにやられてしまったのです。
そんなに人って太れるかねえ…と自分でも感心してしまうほどぷくぷくと太っていくカラダ。
20代後半から10年の歳月をかけて緩やかに10kg増え、さらにこの3年ほどで5kgプラスされていました。
思いどおりにならない「憂鬱なカラダ」
その過程では当然、「まずい、ダイエットしなくては…」となるわけです。
脂肪遺伝子検査を受けて自分に合う食材を学び、その結果を食事に取り入れたり、エステに行ってみたりと、さまざまなダイエットに挑戦してみました。
でも、それでも加齢とともに痩せづらいカラダは作られていきました。
体型に変化が表れ始めた20代後半〜30代前半のころにエステに行っていたときに、とても理想的に、かつスピーディーに痩せられたことがありました。
そのころを忘れられず、40歳目前で「またエステに行って痩せちゃおうかな」と申し込み約半年通ってみたものの、体重やサイズの増減は一進一退を繰り返すのみ。
そう、もう完全に10年前と同じカラダではなくなっていたのです。
「代謝が落ちる」ことへの恐怖はとてつもない!とは、お姉さま方から散々聞いてはいましたが、「ここまでだったの?」と落ち込む日々…。
もう私の知っている「あのころの私」ではないのだな、とエステの継続契約は見送りました。
ダイエットという名の「リング」へのハードル
さてどうしましょう?
もうこの頑固な代謝の悪さは、並大抵のダイエットどころでは無理だなと痛感しました。
これは、昨今話題のパーソナルトレーナーなる人を雇い、タッグを組んで筋トレから食事制限まで全部面倒見てもらうくらい相当ストイックにやらないと、ビクともしないなと考えました。
しかし残念ながら、私はもともと根性のある方ではありません。
ダイエットとは、まさに自分との戦いであり、精神力が強くなければ絶対に長続きし成功することはあり得ないことは知っていました。
でも、仕事柄、付き合いで食事に行くことも多く、食べることも飲むことも大好きな私。
ストイックにダイエットに打ち込むことなど、到底できそうにありません…。