つい先日、7~8年前に初めて私の婚活セミナーに来てくれたHちゃんから、幸せいっぱいの結婚式の写真と嬉しいメールがきました。紆余曲折がありつつも、彼女は自分の夢であった運命のパートナーと、大好きな場所で暮らすふたつの夢を同時に叶えたそうです。
30代に入って婚活していると、未来に対する不安や心が折れることがたくさんあります。彼女もそんな日々をたくさん送ってきたことでしょう。
でも、自分の直観を信じて行動したからこそ、自分の夢を同時に叶えることができたのだと確信しています。今回は婚活を頑張ってきた彼女から改めて感じた「人生のヒント」をお伝えしましょう。
すべての時間は運命の相手と出会うための道しるべ
前述の通り、Hちゃんと初めてお会いしたのは、もう7~8年前のこと。失恋したことをきっかけに、私が開催している「恋愛ライフデザインセミナー」に参加してくれたのです。
彼女は日本で看護師の資格も持ち、助産婦さんという責任ある仕事に従事。「恋愛がうまくいかない」などありましたが、普通のアラサー女性として、忙しいながら安定した生活を送っていました。その彼女に訪れた30代の転機とは、私がカナダで開催した「恋するバンクーバー」に夏休みを利用して参加したことでした。そのとき、初めて訪れたカナダに一目惚れしてしまったのです。
ここで彼女の人生は大きくシフトします。彼女がカナダで過ごした時間はわずか1週間。しかも「ワーキングホリデービザ」もすでに使えない年齢でした。普通ならば、帰国した後は仕事と現実の生活とルーティーンな毎日で追われて、自分の直観を見ないフリをするものです。もちろん彼女も悩みましたが、自分の直観を信じ、意を決してカナダ留学を本気で考えたのです。
そして、それから1年後にはその夢を叶えるために1年の期限を決めてカナダへの留学へとやってきました。選んだ滞在先は訪れたことのない「自分がピン!」ときた、ビクトリアというキレイな街でした。
その先に待っていてくれた運命の相手
彼女が意を決してカナダ行を決めたときに、私は「運命に導かれているな」と思いました。なので、彼女にもそのときに「きっと、カナダで運命の人と会って幸せな結婚するんだろうね」と伝えたのです。彼女もそんな期待も薄々は望みながらも、ただ笑顔で「そうなったらいいですね」と返答。
カナダの留学期限は1年でしたが、思った以上に英語が本当に大変で毎日、学校の宿題や課題に追われたそうです。1年だけの予定だったカナダ留学も、いっぱいいっぱいでアッという間に時間が過ぎ去ります。特に恋愛に結ぶつくような彼ができるわけでもなく、勉強も思った以上に大変できもちは焦っていたと思います。
一般的な30代女性の彼女の貯金では、1年間の留学が精いっぱいでした。なので後ろ髪をひかれながらも、一旦帰国。また医療のお仕事に戻ります。
それでも頑張り屋の彼女は「カナダに戻るんだ」という想いを糧に頑張りました。そして「どうしてもカナダに住みたい」という夢を叶えるために、再びカナダに戻ることに決めたのでした。
でもカナダに戻ったとしても、この先の自分の未来がよい方向に決まってるわけでもない。本当に自分の直観だけを信じての行動と決断でした。そしてその2回目のカナダ生活が終わる直前。ついに未来の人生を共にする運命のパートナーと出会ったのでした。そこからは、一切不安を抱えることなく、彼とあっという間に結婚へと導かれて行きました。