過去の自分を思い出したくないという人もいるかもしれません。過去の自分が恥ずかしい、過去の自分を許せない、過去の自分の行動を後悔しているなど、理由はいろいろあるでしょう。
そんな「過去の自分と向き合えない」という方に対し、潜在能力を引き出し、なりたい自分になるトレーニングプログラム「ほめ日記」の創設者として伝えたいことがあります。
あい子さんからの質問
私は『ほめ日記』が好きで、毎日書いているのですが、「10のほめポイント」のなかの「過去の自分をほめる」が苦手で、ほとんどできていません。
ほかの項目はすぐに出てくるので、ほめることは楽しいのですが、過去についてほめようとすると、頭が働かなくなり何も出てこなくなります。
私は過去の自分が嫌いなので、思い出したくないというのが本音です。過去のどのことがつらかったとか、それもわからないくらい過去のすべてを無意識にブロックしていたように思います。
無理にでも探そうとして、「学校に頑張って行っていたね」とか書いてみますが、「こんなことをほめていいの?」「こんなことほめるに値しない」と、否定的な気持ちが出てきます。
先日、学生のときの活動で、ものすごく頑張ったのに周囲からは一切認められなかったことを思い出し、頭のなかがわ~っと否定的な思いでいっぱいになってしまいました。
「ほめ日記」を書いてきて、私は自分のよさをたくさん発見したし、嬉しいこともたくさん増えました。今後も続けていくつもりなのですが、「過去をほめる」ことはしないといけないのですか?
「過去の自分が嫌い」という感情への対処法
あい子さん、自己発見がたくさんおありだということで、「ほめ日記」が順調に進んでいるようですね。嬉しいこと、幸せなこともこれからもっともっと増えてくると思います。
さて、過去のことですね。
「過去をほめる」については、初心者なのか、既に1~2年続いているのかによって、お答えが違ってきます。
文面では、あい子さんがどのくらいの期間『ほめ日記』を書いていらっしゃるのかわかりませんので、両方ご紹介します。