「生きづらさ」の理由は?
私がよく相談される内容のひとつに「進路」があります。学校の進路もあれば就職先もあります。「この人と結婚していいのか教えてください」ということもありますね。
こういう質問は断定できないのでお話ししづらい部分でもあります。ただ、選択肢として「生きづらい方向を選ぼうとしている人」は多いように思います。
「このお仕事向いてますか?」という相談であればまだいいんです。「私はこの仕事に就きたいんですが、親は反対しています。私はどうしたらいいですか?」というタイプの相談が大変だなぁって感じるんです。もう文章に答えが出ているんですよ。「私はこうしたい」って。
それならそうした方がいいに決まっています。人の意見で行動を決めちゃうと後悔するからです。心のどこかで責任転嫁も生まれます。
「あのとき、親がああいったから。〇〇さんがこういったから」と。どちらにせよ生きづらくなっちゃうんです…。
選択肢に悩んだときは「あなたが幸せになれる?楽しくなれる?」という点が大事です。さらにいえば、「どれが低ストレスか」ということも。
激務が不安なら、激務を回避しつつ自分の働きたい仕事ができないかを考えます。その方がストレスも少ないし、不安も減ります。幸せを感じやすいですよね。無理に過酷な状況に進んで自分を追い込む必要はないんです。
HSPさんって人に助けてもらいたくて自分を追い込む方が多いんです。そこまで追い込むくらいなら、勇気を持って「助けて」という方が余力が残ります。自分を追い込んで追い込んで、悩んで悩んで答えが出なくなるんです。
HSPさんは深く物事を考えます。選択肢に悩むのもよくわかります。でも、生きやすさで考えたらシンプルなんですよ。
- 交代制はない方がいい
- 配偶者は味方であり理解者であった方がいい
- 激務じゃない方がいい
- あなたが選んだことを精一杯努力すればいい
ですよね。もちろん望んで交代制で働くことや憧れの業界に入ることならアリです。
世間体とか難しいことをいったん置いといて。ご自身の胸に手を当ててどうしたいか考えてみましょう。
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