気持ちを切り替えて、自分をなくす
ゆき:「じゃあ、どうすれば、意識を外側に向けることができるかな?例えば、瞑想みたいに内観する静かな時間をつくった方がいい?」
すみれ:「究極的な話をするとね、意識を外側に向けたいなら、『自分をなくす』の。外側から自分を見るときに、落ち着いて自分の内側を見ると、余計に内側に入っちゃう場合がある。
自分を内側から見ること、つまり内観すること自体は、とってもいいことだよ。ただし、外側から自分を見るとき、客観的に見るときは、いったん自分をなくす。そして、外側から自分を見る、こうした方がいい」
ゆき:「確かに、自分がすっごく不安になってるときって、瞑想してても心がざわざわしてるから、落ち着いて瞑想ができないんだよね」
すみれ:「外側に自分の意識を向けたいときは、切り替えが必要。手を叩くとか、顔をパンって叩くのでもいいし、外の空気を吸うでもいいし、どんな方法でもいいんだけど、何かしら自分自身を切り替えるきっかけが必要なんだよ」
不安と戦わず、向き合って
ゆき:「外側に自分をもっていきたいときは、切り替えが必要だってことなんだね」
すみれ:「そう。切り替えてから自分を客観的に見て、不安と向き合うことが大事。不安になると、不安と戦おうとする人がいるけど、戦おうとしても、消そうとしても、根本的な解決にはならないんだよね。向き合うことが大事。いくら戦ったって無理なんだよ。だって、自分の心なんだから」
ゆき:「なるほど」
すみれ:「そしてときには、不安を知ることも大事。外側から自分を見て、いま自分がどういう状態なのか、いま不安でどうなっているのか、客観的に見る。『この人はどんな人かな?』って人を観察するときがあるでしょ。その人と向き合うために、その人を知る。それと同じなんだよね」
Oさん、ご質問ありがとうございました。みなさんのご参考になれば嬉しいです。
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