ラブレターは「アリ<ナシ」。拡散されるリスクも
それぞれの世代に「現在の告白方法として、ラブレターはアリか?ナシか?」を聞いた結果、平均で48.5%の人が「ナシ」と回答。「アリ」と答えたのは、平均で37.4%になっています。
世代別にみると、アラフォー世代だけ「ナシ派」が45.5%と比較的少なく、「アリ派」が38.2%と少しだけ多くなっています。
「アリ派」からは、「むしろ手紙で渡した方が印象に残るので気持ちが伝わりやすくていいんじゃないかと思いました(三重県/24歳男性)」「手紙を書く機会が少ない現在だからこそ、手間をかけて手紙を書いてくれることが嬉しいから(埼玉県/31歳女性)」という意見が、「ナシ派」からは、「スマホが主流になっている今、手紙はかなり気持ちの重さを感じると思います(埼玉県/21歳女性)」という意見があがっています。
やはりメールやSNSでの告白よりも、手紙での告白の方に重みがあると感じている人が多いようですね。
一方で、「ナシ派」からは「断られた場合SNS等で拡散されるリスクがあるため、実際に言葉で伝えた方が良いと思います(愛知県/40歳男性)」という意見も聞かれました。自分のラブレターが拡散されてしまう…、考えるだけでも恐ろしく恥ずかしいことですが、現代ならではのリスクといえるかもしれませんね。
告白成功率、世代間ギャップは?
告白の方法はラブレターだけではありません。各世代にいままでの「告白方法」「告白された方法」「告白が成功した方法」について調査した結果から、次のことがわかっています。
- 「告白した方法」も「告白が成功した方法」も、どの世代も「直接会って言う」がもっとも多い
- Z世代の告白は、意外にも「LINE」より「電話」が多い
- アラサー世代の告白方法は、「電話」と「Email」が同率2位
- アラフォー世代の告白方法は「電話」と「ラブレター」が主流
- ラブレターは、アラフォー世代のみ3位で上位に
「直接会って言う」の告白成功率は、Z世代が約86%、アラサー世代が約92%、アラフォー世代が約83%とダントツで1位になっています。逆にもっとも告白成功率が低いのは、アラフォー世代の「ラブレター」で約33%でした。
2番目に成功率が高かったのが「電話」であることから考えると、ちゃんと相手の反応をリアルで感じ取れる告白方法のほうがよい返事をもらいやすいのかもしれません。
ほかの世代と比べて音声通話を使う機会が少ない傾向にあるZ世代も、告白するときには普段の連絡手段であるLINEではなく、あえて電話をかけるというのは、少し意外な気もします。