機嫌が悪いときはどうすればいいの?
逆に、女性の機嫌が悪いときにはどうすればいいのでしょうか。
物事を論理的に処理しようとする男性はとかく「なぜ彼女は機嫌が悪くなったのか」ということを理解しようとして「なぜなぜ」と聞いたり、「きっとこれが原因なんだろう」とか推理して、その原因を取り除こうとして、あがく。…なんてことをしてしまいがち。
多くの場合、こういう努力は無駄に終わり、むしろ逆効果で女性の機嫌をますます悪くしてしまいます。
女性が機嫌を損ねるというのは、女性なりの理由があったりするものなんですが、多くの場合それは男性には理解しがたいものだったりするし、だからこそ「それは、彼女の機嫌がきょう悪いから悪いのだ」と思うしかないし、そう思うのが1番いい解釈なのです。
いくら理由を究明しようとしても、機嫌が悪いものは機嫌が悪いのだし、一旦そうなってしまうと、彼女は何も見ても「きもい」とか「つまんない」とか感じるし、何を聞いても「耳障り」だし、何を食べても「おいしくない」のです。
機嫌がいいときとは、真逆です。彼女の機嫌が悪いとき、「こんなにおいしいものは食べたことがない」と以前彼女が感激したものをもう1度食べに行ったのに「全然おいしくない」と吐き捨てるようにいわれたのは、昔の私です。
当時は「嘘をついていたのか…」と思ったのですが、嘘ではなく、本当にそう感じているのですよ。
とにかく、一旦女性が機嫌を損ねると、物事はどんどん悪いほうへ悪いほうへと進んでいってしまいます。何をいっても、何をしても、彼女の機嫌は悪くなり、男性のいったことは、どんどん悪いほうへ受け取られる。まったく、こうなってしまうと始末に終えません。
こういうとき、男性が取るべき道は、ただひとつ。下手に事態を好転させようとあがくのではなく、早々に退散すること。彼女の視界から消えてしまうことです。男性のひとことで女性の機嫌が直り、たちどころに事態が好転するなんていうことは、ほとんどありません。
彼女が機嫌を悪くしていたら、さあっと身を引き、彼女を刺激しないように、しばらくは放置しておく。そして、機嫌が直っただろうと思われる頃合いを見計らってまた連絡を取る。これだけのことです。
つけ加えていうならば、彼女が機嫌を悪くしていたときのことは、絶対に蒸し返さないこと。「あのときは、機嫌が悪かったね」なんてことは、絶対にいってはいけない。自分が損をするだけだから。
感情的な女性の対応の仕方は、以上のとおりです。簡単なことでしょ?でも知らないと、自分でわざわざ傷を広げてしまうようなことをしてしまいかねない。案外このコツ、大事なんですよ。
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