「結婚願望」がある人は…
好きな人を忘れられないとき、私たちには「メリット」があります。それは、「前に進まなくていい」というメリット。「結婚したいけど好きな人のことが忘れられない」という人が聞くと、「私は前に進んで結婚したいのに、おかしくない?」と思うかもしれませんが…これが無意識のなせる技なんです。
つまり、結婚したいはずなんだけれど、結婚したくない感情が実は居座っているんですよね。これが、私が「結婚を邪魔する障害」といっているもの。
結婚を「無意識」で恐れていたりすると、私たちは結婚しなくていい方向に自分の身を置きます。そうすると、結婚しなくていい相手を好きになってしまうことがあるんです。
結婚しなくていい相手には、自分をさらけ出す必要もないし、結婚の大変さを味わう必要もないので安全。なので、好きな人を手放さないことで、自分を守っているということもあるんです。
では、どうすればいいか。そう、「結婚する覚悟」を決めるんです。結婚生活は、とにかくいろんな不安がいっぱいの世界。自分の無意識の問題もあらわになるし、相手の問題も出てきます。両親や友人を見ていると、無意識のうちに「嫌だな」と思うようになってしまうことってあるんですよ。
結婚には、いいこともたくさんあります。しかし、どうしても心はネガティブに意識がいきすぎてしまう。だから結婚の悪いイメージに支配されてしまうのです。
「何があっても大丈夫。乗り越えられるし、そこで楽しむことができるよ」と自分にいってあげて、覚悟を決めるしかありません。好きな人を手放せないのは、その人が運命の人だからではない。自分が結婚をするのをためらっているから、次に進まないためということもあるんです。
「結婚したいのに、好きな人が忘れられない」という人は、まずは好きな人を手放して、結婚という現実に入る準備をしてあげましょう。目が覚めたら現実が見えてきて、本当の運命の人が現れるはずです。
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