本命とキープの違い3.自分のテリトリーに招き入れるかどうか
他人に対して笑顔のように見えても、目の奥は警戒心でいっぱいという男性も少なくありません。そのため、自分のテリトリーを大切にして生きています。仲良しの男友達をやたらと大切にしたり、よく行く馴染みのお店を作ったりするのは、安心して生活できる場所をつくるためなんです。
家族や会社なんて、男性のテリトリーの重要地点といえるでしょう。だからこそ男性は仲間に紹介するかたちで、本命女性に自分のテリトリーに入ってもらおうとします。まだ正式に付き合っていなくても、です。
男性は言葉より行動で伝えようとする傾向があります。テリトリーの仲間に紹介することで、「オレの本命です」とアピールしているわけです。プライドの高さからフラれることが怖く、外堀から埋めて慎重に行動している側面もあるでしょう。
しかし、男性はキープの女性を自分のテリトリーに入れようとはしません。本命女性との違いはココです。なぜ周囲に紹介しようとしないかというと、キープ女性を「彼女にする気がないから」です。
男性は、キープ女性に思わせぶりでありながら、ちゃっかりと他人扱いしているということなのです。ただし、なかには仲良しの男友達にキープ女性を引き会わせる、とんでもない男性もいます。そんなときは、「ただの女友達」という設定になっているでしょう。
もちろん、男友達は内心わかっています。「この子はキープなわけね」と。本命との紹介の違いに気づいていないのはキープにされている女性だけ。彼の男友達に紹介されたからといっても、遊ばれてないと安心するのはまだ早いということです。
本命とキープの違い4.ドタキャンするかどうか
本命とキープの違いは、彼に当日になって約束をドタキャンされるかどうかでもわかります。本命だったら、よほどのことがない限り、当日のドタキャンはないでしょう。ドタキャンしたら本命女性に嫌われてしまうと男性もわかっています。
もし万が一、約束の日に都合が悪くなったり、体調不良になったりしたなら、前日までには連絡をしてくるはず。さらには、必ず男性のほうから埋め合わせできる日がないか打診してくるでしょう。
しかし、キープ女性の場合は平気でドタキャンされます。本命とキープは「モチベーションに違いがある」ということです。男性にとって、キープ女性は付き合いたいほどの決定打がない存在。
だから、キープ女性との約束のモチベーションは驚くほど低いわけです。ご飯に行こうと男性から誘っておきながら、「仕事で行けなくなった」と罪悪感なく連絡してくることもあるでしょう。
男友達と急に飲みに行くことになったからと、突然キャンセルされることもあります。ドタキャンのいいわけの定番は、「仕事が入った」か「男友達に呼び出された」の2パターンがほとんど。
もちろん、キープ女性にはドタキャンしたことを埋め合わせする申し出なんてありません。本命とキープの違いは、ドタキャンされた後の対応でもわかるのです。