新型コロナウイルスが猛威を振るいだして1年以上が経ちました。それ以前と比べて、生活環境は変わりましたか?特に仕事に関して、つまりは生活を支える活動に関して、変化があったでしょうか。
「仕事が減った」「仕事がなくなった」「収入が減った」「これから改善する見込みがない」「今後どうなるか予想できない」このような状況にあるかたは、深刻ですよね。
周囲を見回すと、苦境に陥った人とそうでもない人とくっきり二分化されていました。そこできょうは、どんな状況でも苦境に陥らない人になるための方法についてお話したいと思います。
努力や頑張りではなく、切り替えを
ここしばらく、新型コロナウイルスの影響について、会う人会う人に尋ねています。生活を成り立たせる「仕事」に関して、どんな変化があったか。マイナスの変化が大きいかたに、何か協力できないかと模索しているのです。
やはり「くっきり二分化」の様相を呈していることがわかってきました。しかも、その原因も。この二分化は、次の2タイプとして表現できます。
「何があっても余裕で対応」と「何かあると途端に危うい」。この差は明白です。程度の差ではなく、質的な違い。だから、「努力」や「がんばり」ではなく、「切り換え」をしないと変えられない。
あなたは「何があっても余裕で対応」できるほうのタイプですか?「何かあると途端に危うい」ほうのタイプなら、スパッと切り換えましょう。いまの自分の生活を成り立たせているものに安心しきっていると、予想外の出来事により、一瞬で土台を失います。
新型コロナウイルスは、まさにそうですね。予想していた人はいない。つまり「予想できる能力」を高めてもしょうがない。予想できないのだから、保険に加入してもしょうがない。それはそうです。人類が予想できないものをカバーする保険商品などないからです。
いま、「何かあると途端に危うい」状態にいるなら、このコロナ禍を機に「切り換え」をしましょう。ちゃんと危機から学ぶ、ということです。