秘密の窓の「秘密」の正体は?
さて、ここで秘密の窓の「秘密」とは何だと思いますか?
実はたいていの場合、この秘密とは「内なる子ども(インナーチャイルド)」であることが多いのです。
「大人な自分」はかわいく人気がある彼女に対する嫉妬を隠して社交的にしているつもりでも、「内なる子ども」はうらやましく思い嫉妬をしている。
先ほど「秘密をバレバレにしておくのがよい」とお伝えしましたが、内なる子どもの想いを人前にもっと表現をしてみるのです。
具体的には、子どものころは当たり前にやっていて、大人になって恥ずかしくてできないようなことを積極的にやってみるのです。
例えば、
- 電話で話し中の同僚に、変顔をして笑わせてみる
- 妙な鼻歌を歌いながら掃除をしてみる
- 仕事でミスをしたときに「あ~、やってしまった~」と声を上げる
- うまくできたときは「できた~!」と素直に喜んでみる
という感じです。例の彼女に面と向かって「うらやましい~、私ももっとかわいくなりたい~」と深刻にならず、嘆いてみるのもよいですよ。
このように、まずは喜怒哀楽の感情を抑え込んで隠さずに、表に出すようにしてみてください。
秘密を解放して、愛される人になろう
ご質問者さんのようにまじめに仕事を取り組んでいる人ほど「感情を出すのが苦手」というケースがよくありますが、「秘密の窓(hidden self)」が強いと、まわりの人はあなたが本当は何を考え感じているのかが見えづらいため、妙に打ち解けづらい雰囲気になってしまいがちなんです。
逆に、内なる子どもや隠したい秘密がバレバレの場合、あなたの本心(ハート)をまわりの人が感じ取りやすいため、人から愛されて、応援をもらいやすくなります。同じ失敗をしたとしてもどこか憎めないのが、秘密がバレバレの人なんです。
ここで大切なことは、秘密がバレバレだからといって、居直ることをしない態度です。
上記の例でしたら、「うらやましい~、私も若返ってもっとかわいくなりたい~」とその場所に居直ってブスッとしてしまうのではなく、自分も彼女のようになるために何かしら取り組んでみる、という具合です。
また、お仕事で失敗をしても「あ~、やってしまった~」と声を上げてそのまま居直る(誰かが何かをしてくれるまでじっとしている)のではなく、その失敗を必死で挽回しようと取り組んでいる、という感じです。
そしてその取り組みをあまり隠さず、バレバレなぐらいが、愛されるキャラクター(性格)になる秘訣なんです。
これを機会に、ぜひ「秘密の窓(hidden self)」を徐々に解放(バレバレに)して、愛されキャラクター(性格)になってみてくださいね。
こうして人間味(にんげんみ)をあふれさせることであなたの魅力が自然と伝わり、愛され・応援されるようになります。そうすると、もっと同僚やお客さまからも好かれ、お仕事やプライベートも豊かになっていきますよ。
今回のポイント
- 秘密の窓=「内なる子ども」を隠し通そうとせずにバレバレなぐらいにしておきましょう
- 子どものころは当たり前にやっていて、大人になって恥ずかしくてできないようなことをやってみよう
- 秘密がバレバレだからといって居直ることはせず、一生懸命に取り組んでみよう
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