「もっと頑張りなさいよ」
「ダメやねぇ、何やってもダメやね。だからあたしはダメなんや…」
「この程度で喜んでたらあかん」
自分に対してこういった声が、ココロの中ですることはありませんか?
声の主を探ってみると、両親や学校の先生だったり、自分自身だったり。いずれにせよ、現実のものではなく、過去の経験が理由であなたのココロの中に住み着いた「内なる批判者」。
この批判者の声が強いと、批判されっぱなしになり、頑張っても、もっと頑張れといわれ、何か失敗したら必要以上に責められ、あなたの輝きはドンドン失われていく。
これは嬉しくないですよね…。
内なる批判者への対処法
内なる批判者への対処法はいろいろあるけど、その中のひとつをご紹介します。
「まずは、その批判者の声に気づこう」
気づくだけで、全然違う。さらに、批判を深刻に真正面から受け止めるんじゃなく、批判者の声=自分の声ではなく、「ココロの中のひとつの声」くらいの受け止め方をする。
「批判者さん、またなんかいってるなぁ」
「しかしよく頑張って批判するよね」
くらいの感じがグッド!
ココロの中のひとつの声、という客観的な捉え方をすることで、批判者の力は奪われていきます。そして、ココロの声を切りわけることで、あなたは客観的に自分の内側を見つめる力を取り戻すことができます。ちょっとずつ、批判者の呪縛から自由になっていきましょう。
批判者さんに「ありがとう」と「サヨナラ」を
この頑張り屋の批判者さんの声に「まず気づく」こと。そして、客観的に受け止められるようになったら、感謝とともに、きっぱりNOをいいましょう。
感謝!?そう、感謝。
批判者さんは、あなたによかれと思って彼・彼女なりのやり方で関わっているんです。厳しい言葉やダメ出しは、あなたにとっては嬉しくないでしょうが、いってる相手はあなたのためを思っていっている。
なぜなら、ココロの批判者さんが生まれた原因となった声。たとえばあなたの両親や学校の先生たちの声は、こういった思いから発せられているから。だから、その気持ちには感謝しましょう。感謝しつつ、でも、ココロの批判者さんにキッパリNOをいう。
「いろいろいってくれてありがとう。お陰でいままで頑張ってこれた部分はある。ただ、いまの私は、もうあなたがいなくてもやっていける。失敗もするだろうけど、あたしはあたしの足でしっかり歩んでいける力を持っている。だから、ちょっと黙っておいてね」
ココロの中で、しっかり、力強くいい切ろう。あなたの中心の軸が力強くなる。あなたは批判者の力を借りずに自分でしっかりやっていける。その力があるんです。
ここまで読んでくださったあなたに祝福の光が降り注ぎ、あなたから輝きがみちあふれることを心から祈っています。きょうも輝く1日を。
無料メルマガ『毎朝1分・プロコーチが教える「輝くヒント365」』では、毎朝8時に日常をキラキラと輝かせるヒントをお届けしています。ぜひご登録くださいね。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。