夫に対する不平や不満を妻のみなさんが思うのは自由です。「こいつムカツク」と思うのはいいのですが、長く良好に続けたいのなら、声に出してはいけません。
男性は察する能力が低いといわれますので、女性が教育する必要があるのです。逆に察する能力が低いくらいですから、夫が何か質問をしてきてもそれは裏の意味があるわけではなく言葉通りで、単に事実確認をしているだけなのです。
また、夫に上から命令すると反発したり腐ったりしてうまくいきません。妻から直接責めたり命令されたり比較されると夫は傷つきます。
このほかにも、男性は共感性が女性より低いこともあるため、解決策が見えない愚痴をただ聞くことも苦手です。そのため、妻が他人や出来事への不満を繰り返し言い続けていると、聞いている夫はストレスを感じます。
そこで今回は、夫が簡単に傷つき妻の何気ない表現の一部をご紹介します。夫婦円満を望むなら、これらの言動を理解してあげてください。また後半では、夫婦円満でいるために夫側が気をつけるポイントもご紹介します。
夫を傷つける“あるある”言動6例
1.責める言葉
「さっきいった」「いったでしょ」「わからないの!」「前からいってる」「○○しないで」「〇〇はダメ!」「ふざけんな!」
2.命令する言葉
「〇〇して!」「働け!」「稼いで来いよ!」「やめて!」
3.比較する言葉
「いままでこんなことなかった」「こういう人は初めて」「前の人は○○してくれた」
昔の恋人や誰かと比べられるのは嫌なものです。
4.あなたの話は聞きたくない
「知ってる!」「前に聞いた」「〇〇はいいウワサないよね」「怖い」「〇〇のよさがわからない」「うるさい!」「くどい」
このような会話自体を否定するワードをいわれると、妻と話すのが嫌になります。
5.夫自身の否定や暴力
「でも…」「だけど…」「ていうか」「好きで結婚したわけじゃない」「こっち来ないで」「触らないで」「イヤ!」「できない」「私はしない」
夫を否定する言葉、そして物を投げたり、つき飛ばしたり、殴るつねる、引っ掻く、といった暴力も当然嫌です。
6.夫をバカにする
「ケチ」「クソおやじ」「ちぇっ!」「一度結婚してみようと思った」「えっ、知らないの」「ふーん」「臭い」「女々しい」
言葉だけではなく態度でもバカにされると、誰だって傷つきます。時折きついことをいって「それ、冗談だから」と冗談で済まそうとすることも…。
キツイ冗談も、日ごろの妻からの愛情表現や信頼があればOKです。言葉でバカにするようなことをいっても深くつながっていれば、言葉の意味はほとんど関係なくなります。
日ごろの愛情表現やスキンシップがなければ、明らかにバカにしています。ただのマウント取りです。
相手の主張を「みんな言っている」「普通は○○」「基本的には○○」「だから○○」「つまり〇〇」といわれて押し付けられたり、また押し付けたりするのではなく、お互いの価値観の違いや多様性を認め合えると関係性がよくなります。