きょうは、「なぜ女性に『察してちゃん』をやる人が多いのか?」「男性はなぜ人の話を聴けないのか?」という2つのテーマでお話をします。
なぜ女は「察してちゃん」をやるのか
まずは、なぜ女性に「察してちゃん」をやる人が多いのか?について。
これは実にシンプルなことです。女性がハッキリと自分の希望をいわずに、それとなく“におわせる”「察してちゃん」をやるのは、ハッキリいってしまうことで、図々しいと思われたり、ひんしゅくを買ったり、嫌われるのがイヤ。つまり、「お願いを口にした結果、傷つくのがイヤ」だからなんですね。
そして、そのあとにくるのが、実はもっとやっかいなんです。
傷つくのを覚悟でいったんだから、「いった以上はかなえてもらえるはずよね?」っていう強烈な期待がくるんですよ。
いった以上はかなえてもらうもの。これ、メチャクチャ圧強くありません?こんな圧かけられたら、そりゃ~、男性は逃げ出したくなりますよね。
ちなみに、男性は真逆なんです。男性って人の話が聴けない人が多いでしょ?人の話を最後まで聴かずに遮る人。
ん…?「そんなことない、オンナだって同じじゃないか」ですって?
ホラホラ!そうやって人の話を最後まで聴かずに、正論かぶせてくるところが、「人の話を聴けない」っていう典型的な症状なんですよ。
女性はいえない。
男性は聴けない。
ものの見事に対になっているんですね。そして、女性が自分の希望をいえないのと同様に、男性が人の話を聴けないのにも、実は理由があるんです。
ん?知りたい?では次のページで「男性はなぜ人の話を聴けないのか?」についてお話してみようと思います。