みなさん、こんにちは。夫婦、家族のカウンセリングサイト「Foo-cen」代表・吉原です。
さて、きょうは「モチベーション」のお話。私たちの心は、やはり「楽しい」だったり「嬉しい」と感じるものに気分が乗っていくもの。そんな心の自然な性質を知って、いつもノリノリな自分にもっていくための方法をご紹介します。
もっとも大切なことは?
仕事でも、恋でも、やりたいことでも…自分の求めている結果や目標になかなかたどり着けないときがあります。
健康になるために毎日欠かさず運動を続けているのに、しょっちゅう体調を崩してしまう。ダイエットのためにあらゆる努力を続けているのに、思うように体重が減らない。一生懸命お客様に接しているのに、なかなか営業成績につながらない…など。
日々頑張っていればいるほど、心が滅入ってしまったり、モチベーションが下がってしまったりもします。そんなとき、その目標を掲げた「動機」について考えてみることも、自分の気持ちを変えるひとつの方法。
大切なのは、やり始めたあなたの想いがよいとか悪いとかいうことではなく、心が楽しんでいるかどうかです。
きもちが変わる考えかた
以前、私は複数の企業の商品を販売する仕事をしていました。当然、それぞれの会社が自社の商品を売ってもらうための策略をいろいろ企ててきます。
ある会社は、「今期これだけの数字(商品)を売ってくれないと、手数料をこれだけに下げてしまいますよ」といってきます。もうひとつの会社は、「もしこれだけの数字をあげたら手数料がこんなに上がります」といってきます。
もちろんそのことだけで、おすすめする商品を選べるわけではないのですが、モチベーションは少し変わってきました。どちらのほうがいまのあなたの目標達成に効果があるのかはそのとき次第ですが、いまどちらの「会社のやりかた」で自分を奮い立たそうとしているのかを見てみる価値はあります。
「自分が痩せたらこんなに楽しくなる!」なのか、「このまま痩せなければ…」なのか。このふたつでは、気持ちの入りかたが少し違いますよね。
この動機は、挑戦している最中にもたえず変化しています。ときどき立ち止まっては、いまはどんな動機でやっているのだろうと確認してみることもできるでしょう。