4.「しょせん、○○でしょ」
妻のようにもっとも身近なパートナーを「自分よりも下」に置きたがる夫もいます。
そういう夫に見られがちなのが、たとえば妻が仕事をがんばって生き生きしている様子が気にいらず、「しょせん、小さい会社でしょ」「しょせん、パートでしょ」など、「お前がやっていることはたいしたことではない」と、根拠のない偏見で決めつけたがる傾向です。
こういった夫は実は自分に自信がなく、内向的なところがありそうです。妻が楽しそうにしていると不機嫌になったり、いちいち否定的になったりすることがあるかもしれません。
本来、夫婦はお互いを応援し、支え合う存在であるべき。しかしなかには、妻を小馬鹿にすることでしか自分のプライドを保つことができない、未熟な夫もいるのが現実です。
5.「俺は、わからないから」
一緒に子育てに取り組む夫婦がスタンダードになりつつある反面、「子どものことは妻に丸投げ」「妻まかせ」にしてしまう夫も、やはりいます。そういった夫の場合、妻から子どものことで相談を受けても「俺は、そういうことはわからない」と最初から取り合わず、聞いてもくれないことも。
しかし当然ながら、子育ては母親だけでするものではないですよね。母であっても、子どもの成長に応じてその時々の悩みが出てきたり、どう対応すべきなのか迷ったりすることも出てきます。
さらにこういった夫の場合、全面的に妻を信頼して任せてくれていればまだよいものの、そうではないことも多いのが問題。
妻がやったことがうまくいかないと、あとから「なんでそんなふうにしたの?」「こうすればよかったのに」など、非難してくる可能性が高いかも。「成功しても褒めないけれど、失敗すると責める」の典型例といえます。