2.知英(ジヨン)さん
続いては 韓国のアイドルブループKARAの元メンバー、知英(ジヨン)さんです。
日本でデビューしたばかりのときは、メンバーの中でも末っ子感が出ていてかわいい印象でしたが、現在は日本ではドラマにも出演するほどの実力派としても知られています。
以前の記事で書いたことがあるのですが、いくら日本語の知識を持っていても、韓国人が韓国語のアクセントを消して、日本語を話すのは本当に難しいことなのです(逆もしかりです)。
知英さんは、アクセントに特化した勉強もたくさんされたといいます。かなり努力したのだと思います。
こちらの動画は 知英さんがひさしぶりに日本語を話したときの映像です。最初は少し韓国語のアクセントが残っていましたが、途中から完璧に切り替えています。
3.ソン・シギョンさん
日本でも活躍している歌手の “鼓膜彼氏”ことソン・シギョンさん。
彼は韓国の超有名大学、高麗大学出身で、大学院まで進学しています。“バラードの皇帝”の異名を持つのみならず、かなり賢いことでも有名です。
彼の日本語の魅力はなんといっても知識量!日本語能力試験1級合格の実力者です。日本語能力試験1級といえば、通訳ができるレベルだといわれるほど、かなり難しい問題が出題されます。
日本のドラマ『孤独のグルメ』(テレビ東京系)にも出演されていましたね。
個人的な話になってしまいますが、私は日本にいたときからソン・シギョンさんの大ファンでした。
韓国に渡って日本語教師になり、ソン・シギョンさんが通っていたい日本語塾に就職できて、「ソン・シギョンに会える!」とかなり舞い上がっていたのですが、日本語能力試験1級に合格したソン・シギョンさんは、私と入れ違いで卒業してしまいました。
ソン・シギョンさんは今や日本語上級者なので、もはや学ぶことはないとは思いますが、それでもいつか彼と日本語の授業をするのが私の目標のひとつです。
…私の話で終わってしまいましたね。以上の3名が、在韓日本語教師が思う「日本語が上手な韓国人芸能人」でした。
この3名以外にも日本語が上手な芸能人はたくさんいますので、みなさんも探してみてくださいね!
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