彼の気持ちが離れた理由
「どちらかと言うと、結婚する前に本当にNさんでいいのかと考えている後者だと考えたほうがよいでしょう。
Nさんには、以前から「変わったね」と言われるようになることが、ゴールインのためには必要だというお話をしていました。そして、Nさんは変わりました。そこで彼から先ほどのようなメッセージカードをいただきました。
しかし、そのころNさんはマリッジブルーのような状態になりました。実はこのときも強く指摘しましたが、「そんなことを言っている場合ではない」し、「まだ決まったわけでもない」のに、「本当に彼でいいのかしら(これで結婚していいのかしら)」といった話をしていたのです。
そして「旅行の際にプロポーズをしたほうがいい」というアドバイスを実行できず…。これらを踏まえると、残念ながら私目線では「全然変われていない。これではダメだ…」と思えてしまいます。
また、Nさんはタイミングを逃してしまったのです。メッセージカードを受け取ったときに、臨機応変にその場でプロポーズできていたなら、きっと受けていただけたと思います。
彼は優しいので本当のことは言いません。言いませんが、シビアに考えて正しい現状把握をしないと、正しい頑張りはできません」
Nさんの反省点
「今回の彼とのこと、すべて先生が仰る通り、自分がもとに戻ってしまったからであると強く反省しております。7月にメッセージカードをいただいて以来、完全に私はあぐらをかいて、彼への感謝の気持ちが欠落してしまいました。
私のなかで『本当に彼でいいのか?』という気持ちが湧いてきて、彼をマイナス評価でみるようになりました。
まず、彼にもっとお洒落してほしいと強く思うようになりました。具体的には旅行前に、『この服とこの服の組み合わせで写真を撮影しよう!』と提案しました。心の中で『前回の旅行の服装は本当に嫌で、頼むからお洒落して!』と心底思っていましたので、それが彼に伝わっていたと思います。
マーチン先生にこのことを、チラッとご相談したとき『嫌われるからやめなさい』とバッサリ言っていただいたのですが、メッセージカードをいただいて以来、完全に上から目線になり我慢できなくなってしまいました。
ほかにも、髪をセットしてあげながら、少しだけ髪が薄くなっていることを指摘して、『自分の会社の人たちが治療して結果が出たから、会社の人にもう一度聞いてみるね』と言ってしまったり、『〇〇ちゃんと触れ合いたい』とソファーで触ってきた彼に少し嫌悪感を覚え、思わず少しだけ突き放してしまいました。
ほかにもあります。自分で書いていてお恥ずかしい限りです。そして、今回のマッチングアプリ再入会事件があり、目が覚めたという流れです」
まずは、原点に戻る
…どうですか、これ。これだけ「豹変」したら、彼の心は離れて当然かと。そして、ここまでやらかしてしまうと、彼とのゴールインはかなり厳しくなってしまったと、言わざるを得ないと思います。
まずは、やはり「原点に戻る」だと思います。「それでダメなら仕方がない」と考え、やるべきことを、やることだと思います。Nさんの経験をみなさんの糧として、これからに生かしていただけたらと思います。
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