買い物のNGマナー2.ほかの店で買った商品をマートに持ち込むこと
日本では、ほかの店で買った商品の入った袋を手に持ったりカートに提げた状態でスーパーで買い物をしますよね。
韓国では、マートに入る際、別の店で買った商品や大きな荷物は基本的に店内に持ち込むことができません。入口付近にロッカーが設置されているので、そちらを利用します。
ロッカーに預けるほどでもない小さい商品はスタッフにシールを貼ってもらう場合もあります。
また、マートで買い物をする際には、レジの横の防犯ゲートを必ず通らなくてはいけません。
最近は新型コロナウイルス対策のため手指の消毒、体温のチェック、連絡先の登録を行わなくてはならないので、マートの入り口付近は混んでいることが多いです。
コロナ禍の韓国では、マートに限らず、あらゆる店舗や施設に入るときに連絡先の登録が求められるようになりました。
パターンは次のようなものがあります。
- 紙に直接名前と電話番号を記入する
- カカオトークの専用機能を利用する
- 指定された電話番号にワンコールする
- 指定されたWi-Fiに接続する
これは訪れた先で新型コロナウイルスの感染者が出た場合、全員に連絡するための処置です。
ちなみにこの連絡先の登録をせずに入店すると罰金が課されます。連絡が来たらPCR検査を受けて、陰性でも最低1週間は隔離生活を送らなくてはいけません。
筆者の日本語教室の生徒さんは運が悪く、いままで2回もこれで自宅待機になったことがあります。フリーランサーや自営業の方の場合は、自宅待機はかなりダメージがあるので、できるだけ外に出ないという人も多いです。
買い物の仕方にも、日本と韓国では違いがあることがお分かりいただけましたか?
海外旅行では、その国の文化を知らずに戸惑ったり困ったりしてしまうこともあると思います。韓国が好きな方、新型コロナ収束後に韓国に行きたいと思われている方は、これまでの記事もぜひ参考してくださいね!