「日本ではNGなのに韓国ではOKなこと」暮らし編
3.電話番号を聞くこと、いきなり電話をかけること
韓国は出前が届くのも、連絡が来るのも、修理に出したものが戻って来るのも、なんでも早い国です。
連絡を取りたいとき、メッセージでワンクッション挟むのではなく、いきなり電話をかけることもあります。ちょっとせっかちですね。
筆者は日本にいたとき、友だちの連絡先はLINEしか知らないことが多かったので、韓国人が自分の携帯番号をいろいろな人に教えたり聞いたりすることにびっくりしました。
そこまで親しくない人に電話番号を教えてしまったら、個人情報が洩れてしまうのではないかと思っていましたが、韓国ではそう感じる人は少ないのかな、と感じます。(筆者は日本での社会人経験がないので、電話番号を交換したことがないのかもしれませんが…)
また日本では、仕事関係の連絡は会社から支給された携帯を使って行うことがありますが、韓国では個人の携帯料金を会社が払ってくれるところが多いです。ありがたいことですが、会社からの連絡にすぐ出なければならないような気がしてしまいますね。
電話でのやり取りも日本との違いを感じます。
筆者は日本で電話するとき、「いま電話してもいいですか?」とメッセージを送り、返事が来てから電話をかけることが多かったです。急に電話をかけたら相手がびっくりしてしまうのではないか、いま電話が鳴ったらダメな状況なのではないかと思っていたからです。
しかし韓国では、まず電話をかけます。そのほうが手っ取り早いと考える人が多いからです。
生徒さんと日本語の授業をしているときも、電話がかかってきたら必ず出る、届いたメッセージはすぐに確認する、という人が多いです。
日本だと場合によっては失礼に当たるかもしれませんが、韓国ではそれが普通のこと。国が違えばマナーも違いますね。