ふたりの寝室は「休むための部屋」と考える
「以前は、私と夫が寝る部屋に布団を敷いてみんなで寝ていました。でも、それだと疲れてちょっとひとりになりたいときとか、プライベートな場所が家のなかにないことに気づいて…。
いずれ子ども用にする予定の小部屋を片付けてそこに布団を敷くようにし、寝室は夫婦の部屋ときっぱり分けたら、夫と過ごす時間も増えてよかったですね」(女性/40歳/自営業)
主寝室が広い場合、そこに親子揃って寝るケースは多いですが、行為の場所がなくなるだけでなく夫婦が水入らずで過ごすことも難しくなります。
ふたりの寝室なら、子どもの気配はないほうが心は休まります。
親子で寝るなら別の部屋にし、主寝室は普段からふたりだけで使うように心がけると、夫婦のプライバシーが守られる場所として気持ちが切り替えやすくなるはず。
行為に及ぶことができないのは、子どもの存在だけでなく家事や育児、仕事の疲れでその気になれないのも理由です。行為のためだけでなく、日頃からちょっと休みたいときのスペースとして主寝室を確保しておくと、息をつけることで気力や体力の回復が期待できます。
夫婦の愛情は、行為に限定せずちょっとしたスキンシップや愛の言葉を伝えあうだけでも心は弾むもの。そんな「ふたりの気持ちを育む場所」としても、主寝室は夫婦が使う部屋として生活ときっぱり分けておくのがよいですね。
レスを防ぐ間取りは、いかに夫婦ふたりきりの場所を確保できるか、ゆったりと楽しむ時間を作れるかがポイント。狭いからと諦めるのではなく、部屋の使い方や家具の配置をもう一度見直してみましょう。
工夫できることを見つけ、ふたりで愛情を確かめあう大切な機会を守りたいですね。
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