こんにちは。韓国在住歴4年目、日本語教師でライターのHAZUKIです。Webメディア「by them」で、韓国の今を切り取り、生の情報をお届けしています。
きょうは、韓国で最近はやっているものについてご紹介します。韓国に詳しい人なら「あっ見たことある!」ものかもしれません。
1.虎のキャラクター
2022年は「虎年」ですね。韓国にも干支の概念があり、毎年正月になるとその年の干支のマークを見たりすることは多いのですが、今年の干支は例年より注目を集めています。
筆者が毎日行くチェーンカフェでも1月、2月は虎マークがあるカップを提供。
特に「MIZUKTIGER(ムズークタイガー)」というブランドがさまざまな店や商品とコラボをしていて、ほぼ見ない日がありません。すでに筆者にも親近感がある存在になりました。
「MIZUKTIGER」を韓国語に翻訳すると、「無職の虎」。その名の通り、気ままにゴロゴロしている虎のイラストが多く多用されています。
企業デザイナー出身の夫婦が実際に仕事を辞め、自由な人生を送ろうと始めたブランドで、モチーフとなっているトラのキャラクターも仕事を抜け出して自由な生活を送っています。
虎は韓国に実際に存在し、昔話や神話にもよく登場するなじみのなる存在であることから、多くの人から愛されるキャラクターになったのかもしれません。
もともと人気があったブランドですが、今年の干支と重なったことから爆発的な人気になった印象。2022年が終わっても、この人気はずっと続きそうな予感がします。
実は、2021年から日本でも「60%(シックスティーパーセント)」で直接購入できるようになりました。詳しい情報は、こちらのサイトをご覧ください。本格的な日本上陸も遠くないかもしれません。
2.人気の食べ物をグッズ化!
最近韓国では、国民的な人気の食品をグッズ化したものをよくスーパーで見かけます。
特に筆者が最近見たのはあんまんやピザまんで人気の「サムリンホッパン」、以前筆者が好きな韓国ラーメンでも紹介した「三養ラーメン」などなどをよく目にします。こちらでは、オンラインでの販売をしています。
これらの食品ブランドは歴史もあり、コアなマニアたちも多いのでグッズ自体はひそかに商品化していたようなのですが、多くの人が行き来するスーパーで見かけることはあまりありませんでした。
最近はどこでも目にするようになってきたので、だんだん流行ってきているのではないかなと思います。
ただ、おもしろいことは、話題にはなっても実際にこのグッズを買った人に会ったことがないこと。韓国人夫に「ひとつ買ってみる?」と聞いたところ、いつも私の意見を受け入れてくれる夫が困った顔をしたこともありました。
実際に買うことはあまりなくても、話題になるので広告効果があるかもしれませんね。
いかがでしたか?これ以外にも新型コロナウイルスの影響で海外に行けないぶん、ホテルでバカンスを楽しむ「ホカンス」や「本格的な日本カフェ」、「本格的な日本村」、「日本の旅館スタイルのホテル」なども人気を集めています。
もう新型コロナウイルスが流行して3年経つので、国内でリアルな異空間を楽しめる場所がかなり増えました。日本も同じでしょうか?
ぜひコロナが終わったら、本物の韓国を味わいに来てくださいね。そのときは、今回ご紹介した商品もぜひ探してみてください!
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