プライベートが充実していない
アラサー以降の男性は、仕事で責任が増してくるのと同時に昇進や昇給があり、私生活の過ごし方も20代とは変わってきます。
体を鍛えるためにジムに通い始めたり、趣味の読書や映画鑑賞を楽しんだり、ひとりで過ごす時間をリフレッシュにあてる人も少なくありません。彼女と別れて時間ができたことで、新しいことに挑戦する男性も多く見ます。
そんな状態で元カノから復縁を求められた場合、「あなたと別れてから寂しくて、友人とも会っていない」や「ずっと家に引きこもっている」など、ネガティブな姿を知ればまずやり直そうとは思えません。
プライベートが充実していない人と交際しても、自分の時間を奪われる一方になると想像するからです。
「こんな感じでずっとダイエットをがんばっている」「新しいコーヒーメーカーを買って美味しい一杯を楽しんでいる」など、いろいろなことに目を向けて楽しんでいる様子が、自立したお付き合いを想像させます。
元彼の憐憫(ふびん)を誘ってその気にさせようとする女性がいますが、アラサー以降はかえって遠ざけられるのですね。
駆け引きで関心を引こうとする
相手に好かれるには駆け引きが大事とよく言われますが、復縁では逆効果。
「○○くんに食事に誘われて」「先週は合コンに行って」など、嫉妬させるつもりで別の異性の存在をチラつかせても、「何で俺にわざわざ言うの?」と思われたら相手にされません。復縁で駆け引きをしたがる女性は、臆病といえます。
素直に「好き」と言っても受け止めてもらえない恐怖が復縁ではいっそう強くなるので、傷つくのを避けるために試し行為をするのですね。
本音を隠して元彼に動いてもらおうとしても、天の邪鬼な言動では男性の好意は萎えるだけです。
正しく見ないといけないのはふたりの距離感であり、別れた時点で元彼にとってはマイナスの存在になっているとすれば、ストレートに好意を伝えることが最善。
アラサー以降では、未練を抱える時間を無駄と思い先に進もうとする男性は多いので、駆け引きが見えると鬱陶しくて嫌悪感を持つ可能性もあります。
関心を引きたいのなら、まず自分から心を開くこと。素直さこそ、復縁の成功では忘れてはいけません。
自立心がない
復縁でつまずく女性のなかには、「よりを戻して結婚まで進みたい」「彼氏のいる自分でいたい」「支えてもらいたい」など、依存する前提で元彼に近づくのが原因という人もいます。
本人は無意識でも、「他人をあてにして自分の人生を充実させたい」ような気持ちは必ず出るので、元彼にとっては窮屈な関係を想像させるのですね。
年収や肩書き、乗っているクルマなど、“付属品”ばかり元カノが評価していれば、「ステータスが高ければ誰でもいいのだな」と思われて当然です。
お互いに自立したお付き合いとは、仕事をしっかりとこなし身の丈にあった生活を送るのが大前提。特にアラサー以降になると、結婚を意識するため自分の足で現実に立っている女性に魅力を感じます。
交際を「女性が大事にしてもらう関係」と思う人ほど、復縁が遠ざかるのですね。