こんにちは。『自分キラキラ!夫に振り回されない私になるメルマガ』の著者で、カウンセラーのサトウエイキです。
きょうは、「夫のイヤ」と「妻のイヤ」の違いについてお話しします。
男性の思う「イヤ」
夫たちの多くは、「しっかりしてよ!」「ちょっと…大丈夫?」「男でしょ!?」などと言われるのがすごくイヤです。
妻としては、ときどき夫の行動に不満や不安や心配が生まれるかもしれませんが、そうしたことを言ってしまうと、世の夫たちのこころはかなり萎えます。
もちろん言うべきことを言わないで、「なかったことにしたほうがいい」と言うつもりはありません。
ですが、夫の行動に対してケチをつけることになるので、夫たちの心境としては、「オレのやっていることを信用してないの?」「オレを信じてないの?」という気持ちになってしまうのです。
たいてい、夫たちには何かしらの考えや思いがあって、その行動をしています。その行動の理由は案外、論理的に「◯◯だから◯◯しよう」という感じなのです。
なので、そうした理由や思いを聞かずに、不用意にそうした言葉を言うことは避けたほうがいいでしょう。
女性の思う「イヤ」
では、女性の場合、どういうことがイヤなのでしょうか。
「太ったでしょ?」や「しみ、シワ増えたね」など、容姿をダメ出しされること。料理(味付けなど)への文句を言われること。子育てに関わらない夫から子どもの教育やしつけについて言われること。行動や言葉への否定です。
女性の多くが、身体的なこと、容姿に関することは言われたくないですよね。いつまでもキレイでいたいと思うでしょうし、可能ならばずっと夫から「可愛いね」「好きだよ」と言われ続けたいですよね。
でも、日本の男性のほとんどが、自分の妻に対して「好きだよ」「キレイだよ」と言わない(言えない)ということもまた、事実としてあります。不器用でシャイなんですよね。
妻としては、日々、お肌のお手入れをしたり、食事に気をつけていたりすると思いますが、そういうことに気づかない、妻の努力をわかっていないということもあります。
なので、日ごろの努力の情報開示をある程度夫にしたほうがいいかもしれません。
そして、子育てに関しては、夫のなかには「何もしないで口出しだけする」という人もいます。
もし夫がそういう人(で、あなたが伝えられる)なら「何もしてないくせに余計なこと言わないで」と伝えてもいいし、「そういうことを言うなら子育てに参加してね」とクギを刺すのもいいかなと思います。
もちろん、一番いいのは夫婦二人で「協力して育てる」こと。そういう部分については、女性主導で進めたほうがいいかなと思います。