こんにちは。『自分キラキラ!夫に振り回されない私になるメルマガ』の著者で、カウンセラーのサトウエイキです。
結婚して夫婦ふたりで生活することが当たり前になっていると、「もし離婚したら…」と離婚への恐怖や不安が出てくるという人もいるかもしれません。
もし夫から「一旦、別居しよう」と言われたら。もし夫から「もう君とはムリだ」と言われたら。もし夫に「離婚しよう」と言われてしまったら…。
- 一人で子どもたちを育てていけるかな
- 子どもはパパ好きだし、別れたら子どもたちのパパがいなくなるし…
- シングルマザーになったら、世間からどう思われるかな
- 実家の両親は、なんて言うだろう
などの不安が押し寄せてくるんじゃないかと思います。
世間では、離婚してシングルマザーになって苦労してる女性もいるし、離婚してシングルマザーになっても子どもたちと楽しく暮らしている女性もいます。では、その違いはなんでしょうか?
離婚は不幸なのか?
違いをお話する前に、そもそも「離婚」は不幸なことなのかについて。ここからは、いま結婚していてまだ離婚経験がないということを前提にお話しします。
ハッキリ言うと、離婚そのものは不幸でもなんでもありません。
たとえば僕が知っている離婚経験のあるAさんは、シングルマザーになってからも子どもたちと毎日幸せに暮らしています。シングルになったことで仕事も頑張れるし、逆に職場の上司や同僚が気を遣って定時で帰してくれたり、「いいこと尽くめ」だと話していました。
また、Bさんは離婚後に、子どもがいることやBさんの状況をとても理解してくれる彼氏ができました。彼氏は無理に会おうとしないし、ときどき「お家で食べてね!」とお米や子どもたちが喜びそうなケーキなどを差し入れてくれる素敵な人。
Bさんも自分のペースで自分らしくお付き合いできているので、「前よりキレイになったんじゃない?」と周りの友達から言われたそうです。
最後にCさん。Cさんは、前の夫と離婚したことで「やっと自分を取り戻した…!」と言ってました。
というのも、Cさんの前の夫は“上から目線+家族を管理したがる+考え方が古い”タイプだったので、職場の飲み会があってもなかなか参加を許してもらえませんでした。
さらに、気に食わないことがあると大声で怒鳴ったり、Cさんをバカにしたり、さげすんだり…当時は言葉のDVばかりだったそうで、なかなかしんどい結婚生活だったようです。
なので、Cさんは離婚後、好きなことや趣味をとことん満喫したり、友達と出かけたりと楽しく過ごしています。
離婚を不幸としない体質へ
こんな風に、離婚したとしても不幸になるとは限らないし、むしろ自分らしさを取り戻して楽しく生きる女性もいます。なぜなら結局、自分の「幸・不幸」は“自分が決めている”からです。
たとえば、この離婚後の生活を「不幸だ」と思っていると、本当に不幸になります。一人で子どもたちを育てるのは大変とか、お金がないとか、世間の目が気になる…という風に。
いまはシングルを支援する団体も、公共機関のサポートや補助もあったりします。世間や親の目が気になるという場合は、そもそも気にしなければいいのです。
逆に言うと、そうした周りのことを“気にしてしまう気持ちや思考”になっていると余計に気になるようになります。
離婚をして幸せになっている女性は、夫という存在から自由になり、自分らしさを取り戻し、自分がしたいことを見つけ、自分の人生の舵を取ることができた人たちです。
結婚生活をつづけながらも「夫との関係がずっと頭を悩ませている」とか「わたしは不幸な女だわ」と思っている女性は、うまくいかない現実を外側のせいにしてしまい、「自分はまったく完全に非がない!」と思い込んでいる人たちです。
夫があなたの幸せのすべてではないし、あなたの幸せは夫次第でもありませんよ!