こんにちは。恋愛相談教室などで1万2000人以上のかたにアドバイスをしてきた、恋愛相談師マーチンです。
先日、「会えないと言われた相手に会えるのはどんなときですか?『これなら会える』『いまは会わないほうがいい』その見分けがつくようになりたいです」とご質問いただきました。
会えない彼に会うには、どうしたらいいのか。これは、恋する大人の女性に、大変多い悩みだと思います。
「会えない」のではない
問題解決をする際にまずすべきこと、それは正しい現状把握です。入り口から間違ってしまうと、解決への道が見えなくなってしまいます。
「会えないと言われた相手に会えるのはどんなときですか?」この質問の間違いに気づけますでしょうか?
「会えない」のではないのです。「会えない」というのは、「会うつもりはあるけれど、何らかの事情で会うことができない」という意味ですが、このセリフを口にする男性の本音はそうではありません。
「会いたいと思わない。会うつもりがない」ということです。この初手を間違わないことが、解決案への第一歩となるのです。
代表的な解決案は2通り
こうして考えると、次なるご質問の答えもすぐにわかります。
『これなら会える』『いまは会わないほうがいい』その見分けがつくようになりたいです」
流れのままに言いますと、男性に「会えない」と言われたときは、そのような見分けは必要ありません。「100%会いたいと思っていない」ということですので、
- 会ってくれる気持ちになるまで待つ
- 会ってくれる気持ちになってもらえるように何かをする
当面の解決案はこの2つのみなのです。
会ってくれる気持ちになるまで待つ
1は、一般的に知られている案で「時間を置く」というもの。人の気持ちは変わります。いま会いたいと思っていなくても、時間を置くことで「会いたい、会ってもいい」と変わる可能性がありますので、それを待つわけです。
別れた男女が数カ月~1年後に、また会うようになる話はこの最たるものです。
もちろん、時間を置いてもそうならない場合もありますし、その間にお相手がほかの異性と付き合うようになることもあります。そのリスクを負ってでも待つほうがいいわけですが、その不安にかられて動いてしまい、さらに状況を悪化させてしまう人も多いです。
ただ次回会えても、本質的な解決にはなりません。特に何も努力することなく会ったらどうなるかと言うと、また「会いたいと思ってもらえない状況」になり、再度時間を置く必要があるからです。
これが月に1~2回程度しか会えない、といった男女交際の実情なのです。
会ってくれる気持ちになってもらえるように何かをする
2つ目の案は、ご相談例で実践して成功例も多数あります。
特に多かったのは、写真を撮って彼に送るというもの。メイクアップレッスンを受けた後に写真を撮って送る、旅行先で写真を撮って送る、女子会で写真を撮って送る、夏場でしたら水着の写メを送るなどの作戦です。
写真を見てもらうことで「キレイになったじゃん!」「こんないい女だったっけ?」「失うのは勿体ないかな…」などと思ってもらうことで、会えるようになるということ。
あとですね、実はこの案は、男女交際のスタートで男性が女性に多くしているのです。「会えない」と言われたわけではありませんが、デートに誘う際に「だったら、行こうかな」「行きたい、行きたい!」と思ってもらうための工夫です。
- 話題のお店に誘う
- イベントやコンサートに誘う
- お相手が興味がありそうなお店に誘う
こういった工夫をすることで、「そんなに会いたいとは思ってないけど、誘ってくれたし、○○は興味あるから行こうかな」という気持ちになる可能性があります。
1の案も、2の案も、会いたいと思っていない彼(お相手)に会いたいと伝えて、「会ってもらう」のではないことがポイントです。そうしないと交際が長続きしないのです。
自発的に「会いたい、会おうかな、会ってもいいかな」と思ってもらうように行動することが大事で、この話が本質的な解決にも繋がっていきます。