こんにちは。韓国在住歴4年、日本語教師でライターのHAZUKIです。Webメディア「by them」で、韓国の今を切り取り、生の情報をお届けしています。
最近、日本人観光客は韓国にノービザで入れるようになったようですね。いまのところ10月31日までの一時的なもので、状況を見て今後の対策を検討していくそうです。もし韓国に行きたい人はいまがチャンス!ですね。
韓国に行けるようになったとはいえ、やはり新型コロナウイルスの流行状況は気になるもの。最近は風邪のように扱われがちですが、海外旅行中に感染してしまったらそれはそれはめんどくさいですからね…。
そこで今回は、2022年9月現在の韓国の新型コロナウイルス事情についてお伝えします。韓国へ旅行に行かれるかたはぜひ参考にしてください。
旅行前にチェックしたい!韓国の新型コロナウイルス感染状況
韓国では、新型コロナウイルスは緩やかに減少していたのですが、今後はまた増えていきそうです…。
こちらのリンクが、韓国の保健福祉省が運営しているサイト。青い棒グラフが累積感染者数、オレンジの折れ線グラフが1日の感染者数です。
ここ最近では2022年9月11日の感染者数は28,201人と一番低く、この記事を書いている同年9月14日15時現在の感染者数は93,967人とあがっています。
筆者の記憶では新型コロナウイルスの感染状況が最もひどかった2021年の3月に感染者数が60万人を超えていたので、そのときに比べればまだまだマシ。ですが、いまでも少なくはありません。
そしてこれから数週間は感染者数が増えてくることが予想されます。韓国は先週の9月9日から9月12日まで「チュソク」という大型連休があったんです。
チュソクは日本でいうお盆のようなもので、この日は家族や親戚がみんな集まります。
韓国は家族のつながりを大切に考える人が非常に多いです。日本ではお盆に親戚で集まることはだんだん減ってきていると思いますが、韓国はいまでも基本的にはみんな集まります。
筆者が日本語を教えている生徒は、ソウル在住で実家がプサンなのですが、この日のKTX(日本でいう新幹線のような乗り物です)のチケットが取れなくて、車で片道7時間以上かけて行ったそうです。普通KTXなら2時間半でいける道なのに…。
とまあ、韓国では多くの人たちの大移動があったので、一時的に感染者数がぐんと上がることが予想されています。
実際、「新型コロナウイルスに感染したので授業を休む」という連絡を、昨日ときょうだけで4人から受けました。
潜伏期間を考慮してもあと2週間ぐらいはコロナの感染者が増えることが予想されます。
しかし、今月から韓国入国の際PCR陰性確認書の提出義務がなくなったこと、日本に帰国する際も3回のワクチン接種証明書があればPCR陰性確認書が必要なくなったので、以前に比べればかなり楽に行き来できるようになったようです。
2週間ほど様子を見て、大丈夫そうなら韓国への旅行を計画してみてもいいかもしれません。
最近は韓国に来る日本人を対象にしたイベントや特典を提供している団体が多くあります。筆者がサポーターズとして活動している韓国観光公社でもいろいろイベントがあるようですよ。
無料で参加できるものがほとんどなので韓国に行く前はぜひ確認してみてください。安全に韓国旅行を楽しんでくださいね!
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