ドライバーのマナーがよい
日本で車を運転をしていると、ドライバーのマナーのよさを実感します。
狭い路地でのすれ違いや、道路上でウインカーを出しながら対向車が通りすぎるのを待っていると、「どうぞ」と、わざわざ止まって道を譲ってくれる車が多いです。
そしてお互いに頭を下げて「ありがとう」の挨拶。素晴らしいです。そんな紳士的な対応に子どもも驚いていました。
韓国では、まず相手には道を譲りません。我が先と、どんどん割り込んできます。ウインカーも出さないで割り込んでくる車も結構います。割り込めない方が負け…です。よく窓開けて喧嘩しています。
日本では「ありがとう」の挨拶にクラクションを鳴らすことが多いですが、韓国では「おい!なにやってるんだ!どけ!」「早く行け!」のクレームクラクションで使用されるのが一般的です。
小さな気配りが素晴らしい
些細な気配りに驚かされることが多々あります。
たとえば、ATMの機械やお店のレジの前にカバンを置ける台が設置してあることや、お菓子やコーヒースティックなどの袋が無駄な力を入れなくてもさっと開けられるように作られていること、コロナ禍で増えたセルフ決済、機械なども使い方の説明が細かく書かれていることなどです。
日本に住んでいると当たり前かもしれませんが、韓国ではこれが当たり前ではありません。このような些細な気配りが日本らしく、帰国する度に感動します。
すべては日本人の国民性のおかげ
ときどき、「経済面、エンタメなどで韓国が日本を追い抜いた?」という話も聞きます。
日本びいきの私の夫(韓国人)は、「韓国は国としては急成長しているかもしれないけど、国民性は全く日本に追いついていない!韓国人全員が一度日本に行って学んでくるべきだ!」とよく怒っています。
日本の素晴らしさは、「他人に迷惑をかけない」「細かい気配り」「思いやり、譲り合いの精神」という国民性から成り立っているのだと思います。日本国民として、生まれたことを誇りに思います。
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