集めた資料を効率よく分類分けする方法
ブックマークを使わずに、サイトの情報やURLを残すためにはどうすればいいか?
私はいろいろやってみたんですが、最終的に文書ファイルに残すのが一番いいと感じています。
たとえば、ちょっと前に調べた具体的な例でいうと…こんな感じです。
ある案件に関連してブレインストーミング(以下ブレストと呼びます)についてちょっと調べてみようと思ったんですね。
昔ながらのブレストのやり方について、いまは懐疑的、批判的な意見が多いということは、ある程度知っていました。
そこのところをもう少し詳しく調べてみようかなと思ったのです。
そういうときにおこなっておくといいのが、先にそのテーマのファイルを作っておくことです。
先に、そのテーマ用に情報の入れものを用意しておくわけです。ファイル名は作成日とテーマ名でつけています(上の例だとテーマはブレストです)。
ファイルは文書ファイルで構いません。テキストファイルでもいいんですが、私はこういうときはWordのファイルを使います。「蛍光ペン」の機能を使うからです。
ちなみに、Wordの蛍光ペンでマークするときは、ショートカットキーを使います。私はWindowsを使用しているのですが、その場合のショートカットキーは「Alt+H〜I」と押し、「Enter」を押します。 戻すときは「Alt+H〜I〜N」です。
調べた「経緯」と「内容」を書いて貼る
最近はこの文書ファイルに、作成日とテーマだけでなく、最初に調べはじめた開始時刻と、ひと区切りついてファイル保存するときの時刻を入れるようにしています。
「何分かけた」がわかるようにしてるわけです。これは、あまり時間をかけ過ぎないためにも有効です。
このときに「いま」と打って変換すると現在時刻に変換してくれる機能があると便利です。
ATOKとGoogle日本語入力はこの機能が使えますが、Microsoft IME は残念ながら使えないためお気をつけください。
たとえば、先ほどの「ブレスト」でテーマをおいた場合で考えてみましょう。
ブレストに否定的な意見と肯定的な意見の両方で、有用そうな文章とURLをコピペして、自分のコメントをつけて…という作業をして、割と納得できたところで26分くらいで終了しました。
ちなみに、その間に検索する言葉は何度も変えています。
その間にコピペしたURLは8件くらいでしたが、閲覧したサイトを確認すると25件ほどありました。
私の場合これくらい調べると、まあまあ納得できる感じで調べ終わることができて、自分なりの意見もまとまることが多いです。
ちなみに、作業中はブラウザとWordを行き来して操作するので、ディスプレイが2つ以上あった方がより効率的ですね。
このように、あまり脱線せずに割と短時間で情報や考えをまとめられるのは、最初にテーマを明確にしているからだと思います。
また、この方式だと後で参照するときにも素早く確認できます。これも、最初にそのテーマのための情報の入れものを作っておいたことによる効果です。
そう考えると…最初の「テーマごとのファイルを作る」という部分が1番重要なのかもしれませんね。
もちろん、タイムマネジメント的には時間を記録する部分も大事ですね。ぜひ参考にしてみてください。
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