生き方として
男女交際においてデートの別れ際や、関係が崩れて別れを告げられたとき、引き際をキレイにする方が基本的にいいことは納得だと思います。これは、生き方にも通じてきます。
古い話で申し訳ないのですが、野球界の王さんや長嶋さんが引退されるとき、ファンの皆がそれを惜しんでいました。
王さんのときは僕も小学生ながら「もっとやればいいのに」と思ったものですが、周囲に惜しまれながら現役を退いたのです。
例はあげませんが、これとは反対に最後の最後まで現役にしがみついて、チームや業界から捨てられるようになって引退する人もいます。
これも生き方の違いで、どちらが正しいと言えるものではないと思います。「最後の最後までしがみつく姿こそ美しい」という人もいると思いますが、僕は王さんの生き方が素敵だなと思うのです。
佐々木さんの場合、お話の状況から、家と仕事で悩んでいることが社内にも伝わっていると感じます。
この状況でしがみついて、奪われて、育成側に退くよりも、スッキリ手渡してあげた方が、「僕は」いいと思うのです。
覚悟することと、得られるもの
僕は、「佐々木さんが軸を決められないこと」だと感じました。
つまり「覚悟」が決められないということで、覚悟とは先に捨てることです。
「他者からの評価がないと不安」
これからは「我が子からの愛」という、いままでなかったものが手に入りますよ。
ちなみに…関西から出て来たお母さんに頼るのもひとつの手。子育ては1年ほど基本お母さんに頼り、トップ営業マンをもう一度やってケジメをつけて、後輩に譲る。どうでしょうか?
まぁ、これも結婚して2人もお子さんを授かって、「得たからこそ」のとても贅沢な悩みですよね!
「贅沢な悩みで、幸せ~!」と前向きになりましょう。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。