韓国在住の日本語教師でライターのHAZUKIです。在韓ならではのリアルな韓国情報をお届けしています。
今回は、筆者の周りにいる韓国人に「日本うらやましい」と思うことについて聞いてきました!
「個性」があって羨ましい!
最近は日本でも韓国ファッションやメイクが流行っていると聞きますが、韓国の人は逆に日本人の個性を羨ましがっている人が多いです。
韓国旅行に行ったことある方は感じたことがあるかもしれませんが、韓国はかなり流行に敏感なので、みんな同じようなスタイルをしています。
流行から外れていたり、個性的な服装をすれば悪目立ちしてしまうので、「好きなスタイルで過ごしていても誰にも気にされないのが羨ましい」と思っている韓国人が結構いました。
筆者が日本語を教えている生徒のひとりは、「ピンク・かわいいもの(サンリオやポケモン、最近はおぱんちゅうさぎなど)・ゴスロリが好きなのに韓国では身につけられないから日本に行ったときに好きなスタイルで過ごしてみたい」と言っていましたよ。
「アニメ文化」が羨ましい!
日本がアニメ天国であることに、憧れを抱いている韓国人も多くいます。
日本のアニメが好きな人たち(特にいまの20代中盤から30代)が多かった時代もありましたが、最近の若い人たちは日本語や日本のアニメを見ない世代になりつつあるので、「アニメが好き=オタク」という印象を持たれがちです。
日本では、アニメや漫画に触れる機会が多いので、オタクでなくても『ONE PIECE』や『鬼滅の刃』などのメジャーな作品は見ている人が多いですよね。
さらに、街を歩いていてもアニメのキャラクターが広告で使用されていたり、CMで芸能人でなくアニメーションが使われていたり…日本のアニメ好きからしたら、「日本は天国か」と思うのだそうです。
お菓子、パン、コンビニスイーツのクオリティの高さが羨ましい!
聞いた話によると、韓国ではパンやデザートが昔から高く、若干高級品のような存在だそうです。
先日、韓国人夫の誕生日に合わせて、普通の苺ケーキを近所のおいしくて有名なパン屋さんで購入したのですが、5万ウォン(日本円で約5000円)でした。
チェーン店のベーカリーやスーパーで買えばもう少し安く買うこともできるのですが全然おいしくないので、誕生日のような特別な日にわざわざ買いたいとは思えません。
5万ウォンのケーキは、味は悪くないのですが、日本では普通のケーキだと思います。
筆者が日本語を教えている生徒が日本に行ったとき、デパ地下のケーキのクオリティに本当に驚いていました。「韓国のケーキとほぼ同じぐらいの値段で、クオリティは何倍もいい!」と感動していたのが印象的でしたね。
わざわざデパ地下や有名な店に行かなくても、コンビニスイーツのクオリティが高いのも評価されていました。
韓国も最近はコンビニデザートに力を入れているのですが、味も値段もまだまだ日本に到底及ばないレベルです。「日本人は甘いものに本気」だと、ある生徒は話してくれましたよ。
ほかにも、昔の物をきちんと保存して大切に使っているところ、日本人が親切なところ、道がきれいなところ、パッケージ詐欺がないところ、道がきれいなところなどの意見もありました。
この記事を書きながら、日本のデザートが食べたくなってきましたね…。
- image by:Tokyo Visionary Room/Shutterstock.com
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