よその家にお邪魔したとき、思わず「ありえない」と思ったことはありませんか?
自分の家じゃないからこそおかしいと思うこともあれば、常識が違いすぎてびっくりしてしまうようなことまで。
今回はよその家にお邪魔したとき、思わず「ありえない」と思ってしまったという5人のエピソードを紹介します。
旦那さんのパンツが丸見え!
「お友達の家にお邪魔したら、リビングに洗濯物が干してありました。それは我が家もそうだし、全然いいんですけど、人が来るんだから下着くらい隠してほしいなって思いましたね」
そう話してくれたのはミサキさん(仮名)。
幼稚園で仲良くなったママ友の家に、子どもを連れてはじめて遊びに行ったときのことを話してくれました。
2年前に買ったばかりだという新築マンションは、とても広々としていて綺麗だったようですが…。なんとリビングに洗濯ものがズラリ!
下着も丸見えな光景に、思わず「ありえない」と感じてしまったんだそうです。
「旦那さんのパンツも、ママ友のパンツも、ぜーんぶ視界に入ってくるんです!エアコンの風に当たってゆらゆら揺れることもあって、もう笑っちゃいそうでしたよ。しかも子どもたちが走り回って下着を落そうとすることもあって、パンツ落ちちゃうかもとひやひやしました。っていうか、人に下着見られて恥ずかしくないんですかね?」
そして会話の流れで、ミサキさんは思い切ってママ友に聞いてみたと言います。
「『ごめん、洗濯の途中だった?干してる途中でお邪魔してたらごめんね』って聞きました。そしたら『ううん、うちいつもこうなの。リビングが一番乾くんだよねー』と、しれっと言われました。あれから何度もお邪魔してますが、いまでも相変わらずパンツが丸見えです(笑)」
手づくり麦茶をお客さんに出す
「ママ友の家にお邪魔したら、出てきた麦茶が手づくりのやつでした。しかも茶渋がすごくてドン引き…。私手づくり麦茶が本当に無理で、ひと口も口付けられませんでしたね…」
そう話してくれたヨウさん(仮名)。手づくり麦茶に嫌悪感を持っているんだそう。
「ボトルをしっかり洗ってるのかなとか、沸騰したお湯で出したお茶かなとか、そもそもいつ作ったお茶かなとか、とにかく考えちゃって…。なんだか嫌じゃないですか?他人が素手で握ったおにぎりを食べるのと似たような感覚かも」
ヨウさん自身は、何度も手づくり麦茶をいろんな家で出されたそうですが、そのたびに口にはつけられず、がっかりした気持ちで帰ってくると言います。
「別に気にしない人は気にしないと思うんですけど、嫌だって思う人がいるのも知っておいてほしい。最近はマイボトルを持ち運ぶようにしています。自分の家に人が来たときですか?ペットボトル飲料しか出しません。それか沸かしたての温かいお茶ですね」
冷暖房をかたくなにつけない
「友人の家に足を運んだのは真冬でした。ひどく寒い日だったので、やっと家で温まれるとホッとしたのですが…。友人の家、真冬なのに暖房を絶対につけないんです。室温はまさかの一桁!寒くて寒くて、コートを脱げませんでした」
友人ももちろん冬用のコートを着ていたとマユミさん(仮名)は話します。
一緒に行った友人は全部で3人。みんなで顔を見合わせ、「寒くないの?」と聞いたところ「節電してるの」と言われたんだとか。
「節電の心がけはとても立派だと思いますが、凍えるほど寒い部屋で過ごすって、健康に悪いと思うんですよね。温かいお茶を出してくれたり湯たんぽをくれたりしましたが、ガスでお湯沸かすくらいなら暖房つけた方が早いと思うんです」
それからしばらく季節が過ぎ、次は夏に友人宅にお邪魔することになったマユミさん。行く前からなんとなく嫌な予感がして、同じ友人たちと「冷房もつけないんじゃない?」と話していたと言いますが…なんと予感が的中してしまいました。
「部屋のなかは外より湿気がこもっていて、とても暑かったんですよ。見たら扇風機もつけず、うちわだけでしのいでいるんです。『熱中症になるよ!』と言ったら、『地球のために頑張ってんの』って。気持ちはわかりますけど、命を大事にしてほしいです。最近は寝ているときに熱中症になってしまう夜間熱中症などもよく聞きますし、本当に危ないのでやめてほしい」
幸い熱中症になることはなかったそうですが、マユミさんたちが友人の家に遊びに行くことはほとんどなくなったと言います。