過去の経歴やキャリアが評価されないなんて間違っている!
周囲の理解がなくて職場を追われ専業主婦になった途端、その後にできることは、地元のスーパーでのバイトってよくある話だと思うんです。
それだって立派な仕事で、それを受け入れることが悪いとは言いません。
ただ、私は、世界トップクラスの大学を卒業し、学問において優秀であることは間違いないと信じていたし、ビジネスにおいても一般的な男性社員より全然稼いでいたのに、こんないじめみたいなことで築いてきたキャリアを諦めたら水の泡になるなんて、おかしい話だと思っていました。
だからキャリアは細々でもいいから続けるべきとずっとみなさんにも言っていますし、私においては、自分が自分を逸材だと信じるなら、自らを生かすポジションをつくろうと思い起業しました。
私のキャリアを諦めない理由は上記ですが、性別に関わらず職場でいじめに遭ったなら理不尽だと思って当然だし、いる場所で声をあげないでもいいですし、逃げるように退職してもいいと思います。でも、自分のことは絶対に正当化してあげるべきだと思います。
私も会社員として成功はしませんでしたが、会社員時代の同僚のなかで自分が一番成功したキャリアを送っていると信じていますし、そうやって自分を正当化し、自分を信じられる自分のことが好きです。
なぜ性別役割に固執せずにいられるのか?
性別役割に固執せずに突き進む原動力としては、私の周囲の影響はたしかに大きいです。
両親や兄弟は古風すぎていまでも全くもってサポーターにはなってくれませんが、学生時代の友達やキャリアの初期に出会った友達は起業したりして、いまも成功したキャリアを送っています。