気になるところの対処法
人の家にお邪魔して気になるところを紹介しました。ここからは、その対処法を紹介していきます。
玄関
玄関は、家の顔でもある場所。下駄箱からあふれてしまう靴は整理をしましょう。
履くと痛くなる靴や汚れが落ちない靴、サイズが合わなくなった靴は今後も履かない可能性が高いので、このような靴から積極的に手放していくのがおすすめです。
下駄箱が狭いお宅は、オフシーズンの靴は玄関以外の場所で靴用ケースに入れて保管しておくのもひとつの手。
さらに、モノの整理をしたら「玄関に出していい靴は一人一足」などと、出しておいてもいい数を決めておくとよいでしょう。
より玄関をスッキリ見せたい場合は、お客さまが来るときだけは玄関に靴を出しておかないというルール決めもおすすめです。
水回り、鏡
トイレやキッチン、洗面台など、水回りは来客も使うことがあるので、時間のない方はこの3カ所に絞ってキレイにしておきましょう(宿泊する場合は浴室も)。
蛇口の根元は汚れが溜まりやすい部分ですが、いらなくなったクレジットカード(硬い素材のカード)と重曹で掃除できます。
重曹をふりかけ、少量の水をたらし、使わなくなったカードでこするだけです。
洗面台に案内をするなら鏡も見られているので、汚れをキレイに拭いておくと清潔感がアップします。
トイレ
床にモノがたくさん置かれていたり、床、便座が汚れていたりすると、一気に清潔感のない空間となるので、すっきりとキレイにしておきましょう。
また、トイレットペーパーにも余裕があるか確認し、手拭きタオルも新しくしておくと気持ちよく使ってもらえます。
掃除をする際は、上(天井)→下(床)の順番で行なうと、掃除に無駄が生まれずスムーズです。
キッチン
とくにリビング一体型の場合は、キッチンにたくさんのモノが置かれていると、それだけでキッチンもリビングも散らかった印象を持たれがち。
キッチンやカウンターのうえは必要ないモノを整理し、使うモノは隠す収納にしていくことでスッキリ見せることができます。
お客さまと一緒に料理を楽しむ場合は、キッチンを開けたりするので、より細かい部分まで見られてしまうことがあります。
どのように過ごすかで、念入りな掃除が必要か、見える箇所だけでもよいかを判断してキレイにしていくとよいでしょう。
リビング
リビングは、モノを表に出せば出すほど散らかった印象に見えます。床やソファにはモノを置かず、ダイニングテーブルのうえもこまごましたモノは置かないようにしましょう。
とはいえ、リビングはアイテムが集まりやすいので、いろいろと使うモノが多いかと思います。
そこで、キャスターワゴンを1台持っておくと細かいモノを収納しておくのにおすすめです。
日々の片づけはもちろん、来客時は別の部屋に移動させればかんたんにリビングがスッキリするでしょう。
家のニオイ
家のニオイで一番気になるのは、やはり玄関ではないでしょうか?
玄関には日常的にルームフレグランスを置いておくことで、自分が帰宅した際にもいい香りが広がり気分がいいです。
お客さまが来る前に、家のなかの換気をしておくのもおすすめ。
また、リビングはカーペットやカーテンにもニオイがつきやすいので、消臭スプレーでかんたんに対策しておけば負担が減るでしょう。
おもちゃ
「子どものおもちゃはカラフルな色が多い」と先ほど話しました。
カラフルな色は視界に入るとごちゃごちゃ印象を与えてしまうので、リビングに置いておく場合は「お客さまの視界に入らない場所におもちゃコーナーを作る」または「開き扉がある収納家具などに一括収納して見えないようにする」ことで、リビングをすっきり見せることができます。
時間がない人は、キレイにする優先順位を決めよう!
意外といろいろ見られている家のなか。日ごろからすべてをすっきりキレイに掃除していればいつでも来客をお招きできますが、そうではないお宅もあるかと思います。
そのような場合は、今回紹介したなかでキレイにする優先順位を決めて行なってみてくださいね。
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