こんにちは。韓国在住歴9年目、会社員兼ライターのヘリです。
韓国では、最近日本の映画が人気を博しています。1999年に初めて公開された映画『ラブレター』が大ヒットして以来、韓国で話題になった日本の映画と言ったらアニメーション映画ばかりでした。
しかし2022年以降異例の大ヒットとなる実写映画が次々に登場していて、それにより日本の俳優にもだんだん興味を持つ人が増えているようです。
今回は韓国で日本映画ブームの火付け役となった「ミチゲッタブーム」と、最近話題の日本人若手俳優についてご紹介します!
「ミチゲッタ」ブームって?
日本の7人組男性アイドルグループ「なにわ男子」のみっちーこと道枝駿佑(みちえだしゅんすけ)さんが韓国で大人気なのをご存じですか?
映画『今夜、世界からこの恋が消えても(以下セカコイ)』が韓国でも2022年11月に公開されたのですが、異例の大ヒット!なんと観客動員数100万人を記録しました。
この記録は、韓国で上映された日本映画のなかで21年ぶり!韓国で有名な日本映画『ラブレター』を越すことはできませんでしたが、歴代日本映画の中で2位となり、2023年11月に再上映されました。
セカコイがヒットし、道枝駿佑さんは2023年1月に訪韓。空港で多くの韓国人のファンが出迎えて、その人気の高さが話題に!
韓国では特に10代に人気が高く、「ミチゲッタシュンスケ」と呼ばれています。
韓国語で「ミチゲッタ」は「狂いそう」で、「狂いそうなくらいかっこいい駿介」という意味。
ほかにも、「千年に一度の男性アイドル」とも呼ばれていて、その人気が伝わってきますよね!
その清潔感のある王子様のような美貌に惚れている韓国人が多いようです。
セカコイが1年ぶりに再上映され、多くの人が映画館に訪れているのを見れば、いまでも人気が健在であることがわかりますね!
韓国で評価される日本人若手俳優
道枝駿佑さん以外にも、韓国で人気の日本人俳優がいます。それは、すでに韓国でもイケメンだと騒がれている高橋文哉(たかはしふみや)さんです。
2023年5月にはソウルで行われた「GUCCI 2024」のファッションショーに参加。2023年12月には、映画『交換ウソ日記』が公開され、セカコイに続く人気ロマンス映画になることが期待されていました!
また、山﨑賢人(やまざきけんと)さんは韓国でも人気の『デスノート』や韓国の名作ドラマ『グッド・ドクター』の日本リメイク版に出演し、韓国で知られるようになりました。
2023年10月に初の韓国ファンミーティングを行った赤楚衛二(あかそえいじ)さんも大人気。
BLドラマで話題になった『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』や、韓国リメイクドラマ『彼女はキレイだった』などで有名になりました!
小松菜奈(こまつなな)さんも、日本だけでなく韓国でも大人気!
綺麗な外見が一番の人気の理由で、韓国の4人組ガールズグループ「BLACKPINK(ブラックピンク)」のリサに似てるともよく言われています。
作品だと『ぼくは明日、昨日のきみとデートする。』など複数の映画が韓国で公開され、最近では2023年6月に映画『余命10年』の舞台挨拶で訪韓しました!
この映画で共演した坂口健太郎(さかぐちけんたろう)さんも、韓国で人気のある俳優さんのひとりです。
ほかにも、若手というよりは子役に近いかもしれませんが、最近話題の映画『怪物』の主役である黒川想矢(くろかわそうや)さんと柊木陽太(ひいらぎひなた)さんも人気!
2023年12月に訪韓し記者会見を開きましたが、空港に多くのファンが集まったそうです。2023年12月24日現在の観客動員数が32万人を突破し、観客評価も10点中9点を超えたヒット作となっています。
昨年は、特に日本の映画や俳優が注目された1年でした。これからももっと日本の素敵な作品や実力のある俳優さんが韓国で有名になったら嬉しいですね!
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