スーツは数万円でいいものが買えるのに…
学生さんの制服姿ってたしかに可愛かったり学生らしかったりで見ているほうはいいですが、「そもそもこんなもの着せる必要ある?」と感じることも多いです。
なぜかうちの学校の制服は「上等のウール生地」を使っているらしいのですが、息子は普段ユニクロの肌触り抜群のスウェットばかり着ているのでウール特有のチクチクが気持ち悪い、と言って嫌がっています。
息子が小学校を卒業するときに購入したペラペラのポリエステル生地のスーツはウォッシャブルで扱いやすいなぁと思ったのに、ウールじゃ洗濯もできないし、重いし、濡れたらさらに重くて不快だし…なぜこんなにいい素材がたくさんある時代に、わざわざウールのブレザーとズボンにするのか疑問です。
さらに息子は制服を着た瞬間に「学校に縛られている」と感じるらしく、一刻も早く制服を脱ぎたがります。
気持ち的な面もあると思いますが、シャツだったりブレザーだったり、堅苦しい着心地の悪さも理由のひとつだと思います。ユニクロのウルトラストレッチとか、肌触りのいいのにすればいいのに。
そして制服はこれだけ高いのに、スーツは数万出せば割といいのが買えちゃう。上等な制服をキレイに使う意識もない中高生に、こんなぜいたく品を着させて誰が喜ぶのかなと思います。
喜ぶのは業者さん?…ってことで、大人の事情。学校ってやっぱり、なかなか変わらないのかなぁと思ってしまいますね。
学費の無償化まで議論がされているなら、ぜひ無駄に高い学用品の見直しや、そこにかかっている費用の見直しもしてもらいたいなぁと思うきょうこのごろです。
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