別れ話を切り出そうと思っていても、「喧嘩になったらどうしよう」「円満に別れられないかも」と不安になってしまう人が多いはず。
今回は、円満に別れるためのコツを男女に聞いてきました。
別れ話をいつ・どこで切り出すのがいいのか、話がこじれそうなときはどうするのかも紹介するので、悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
円満な別れのために!別れ話を切り出すコツ
別れ話の切り出し方ひとつで、円満に別れられるかどうかが決まります。
無用なトラブルを生まないためにも、これから紹介する別れ話の切り出し方を覚えておきましょう。
相手に同情しすぎない
別れ話をする際は心が痛み、相手に同情しやすくなってしまいます。
相手を傷つけるかもと思うあまり、結局別れ話を切り出せないこともあるでしょう。
それでも心を強く持って、自分の気持ちを伝えることが大切です。
また、相手をなるべく傷つけないようにと「これからも友達として付き合っていこう」「ヨリを戻すことも考えてる」なんて言葉を言うのもやめておきましょう。
相手に変に期待させてしまいますし、「それならどうして別れなきゃいけないの?」と、別れに応じてくれなくなるかもしれません。
相手の話もきちんと聞く
一方的に自分の気持ちを伝えるのではなく、相手の話にもしっかり耳を傾けるようにしましょう。
くれぐれもめんどくさそうな態度をとったり、「いまさら何を言われても無駄」なんて冷たい言葉は吐かないようにしてくださいね。
あなたが相手の言葉を聞かないと、相手は一方的に別れを押し付けられたと思い、あなたにマイナスな感情を抱きやすくなってしまいます。
その結果恨まれるようなことがあれば、円満な別れとはならないでしょう。
相手の意見に賛同する必要はありませんが、「あなたはそう思うのね」と、話を聞く姿勢は忘れないようにしましょう。
別れたい理由はあらかじめまとめておく
別れ話をするときに、理由はしっかりまとめておくようにしましょう。
理由があいまいだと相手に気持ちが伝わりませんし、話し合いもうまく進まなくなってしまいます。
そして話がまとまってない状態で別れ話を切り出すと、相手にしてみれば「突然思いついて別れ話を切り出されたの?」「本当の理由は別にあるんじゃないの?」と思ってしまうことに。
別れ話を切り出す前に箇条書きにしてメモに書いておいたり、友達相手にシミュレーションしてみたりすると良いでしょう。
これは危険!別れ話を切り出すときのNG集
別れ話を切り出すときにやってしまうと、話がこじれてトラブルになってしまう行動もいくつか存在します。
これから紹介する3つのNG行動を知っておけば、思わぬトラブルを避けられるでしょう。
LINEや電話で話す
別れ話をLINEや電話で済ませてしまうのは極力やめたほうがよいでしょう。ぞんざいに扱われたと勘違いされ、相手が納得してくれない可能性があります。
別れ話はこれまで付き合ってきた2人にとって非常に大事な話なので、直接会って伝えることが大切ですよ。
なお、別れ話をして相手が逆上してきそう、危険な目に合いそうなリスクがあるという場合はLINEや電話を使うのも有効な手段です。
相手を攻め立てる
別れ話の最中、相手の悪いところを次々に挙げ、攻め立てるのはやめましょう。喧嘩になってしまい、別れ話がもつれる可能性が大きくなります。
売り言葉に買い言葉で、相手もあなたに暴言を吐いてくるかもしれません。
どんなに伝えたい不満があったとしても、グッとこらえることもときには必要ですよ。
「他に好きな人がいる」という
円満な別れ話のために、別れの理由を正直に伝えるのは大切です。しかし「ほかに好きな人がいるから別れたい」という理由だけは、隠しておくのをおすすめします。
たとえその人と関係を持っていなかったとしても浮気を疑われる可能性があり、別れ話が大きくこじれてしまうかもしれないからです。
ほかに好きな人がいるときは「あなたのことが好きじゃなくなった」などの理由にとどめておくのがよいでしょう。
別れ話はいつ・どこで伝える?
別れ話をする際は、いつどこで伝えるのかも大事なポイントになります。
別れ話に最適な日時と場所を指定し、円満に別れ話を進めましょう。
時間がしっかりとれる日
会った後に予定があり、短時間しか話せないというときは、じっくり別れ話ができなくなってしまいます。
時間を気にして話をしなければならず、相手の意見に冷静に耳を傾けられない可能性もありますよね。
そのため、時間がしっかりとれる、余裕のある日時に別れ話をするようにしましょう。
周りの目がある場所
別れ話を、自宅など2人きりの密室で行ってしまうと、結局別れられなくなったり、別れ話がもつれて大喧嘩に発展したりする可能性があります。
そのためカフェやファミレス、公園など、周りの目がある場所で別れ話をするのがおすすめです。
どうしても人目が気になるという場合は、カラオケや人気の少ない外など、2人きりの空間を作りやすい場所を選んでみましょう。
お酒を飲んだ日や特別な記念日、旅行先はNG
お酒を飲んだ日に別れ話をすると感情的になってしまいやすく、喧嘩に発展しやすいのでやめましょう。
また特別な記念日に別れ話をしたり、旅行など思い出に残るようなデート中に別れ話をするのも避けることが大切です。
せっかくの大切な日が最悪な日に変わってしまいます。円満に別れるのも難しくなるので注意してくださいね。
別れ話がこじれそうなときの対処法
いざ別れ話を話してみても、円満に終わりそうもなく、話がこじれてしまいそうに感じることがあるかもしれません。
そんなときは次の対処法を試してみましょう。
冷静に話すのを意識する
相手が感情的になって別れ話がこじれそうなときは、自分だけは冷静でいるように意識しましょう。
自分も感情的になってしまうと、話はどんどんこじれていきます。
またあなたが冷静でいることで、相手の感情も落ち着いてきやすくなります。
なるべく声のトーンや大きさは変えず、冷静に話すよう意識し続けてみてくださいね。
自分の気持ちを曲げない
別れ話がこじれ「もう別れるのがめんどくさい」と思っても、自分の気持ちは決して曲げないようにしましょう。
ここで気持ちを曲げてしまうと、相手が強気で出てきてしまい、別れられなくなるどころか、逆にあなたが責められることになる可能性があります。
祐樹を出して別れ話を切り出したのだから、最後まで自分の気持ちは曲げないように心を強く持ってくださいね。
別日にする
どうしても別れ話がこじれて改善できないというときは、別日に変えるのもおすすめです。
日を改めることでお互い冷静になり、落ち着いて話せるようになるでしょう。
考える時間を設けると、相手も別れ話に納得しやすくなるかもしれません。
別れ話が長引くのは抵抗があるかもしれませんが、その日のうちに終わらせて最悪な別れになってしまうよりも、別日に振り替えて円満に別れたほうが良いですよね。
別れ話は冷静に伝えよう
別れ話を切り出す際は、とにかく冷静でいることが大切です。
お互いに感情的になってしまうと別れ話がこじれて大喧嘩に発展してしまい、円満に別れることは難しくなってしまいます。
大喧嘩したまま別れると、よい思い出のまま終わりそうだった交際期間も最悪な思い出として終わってしまうでしょう。
今回紹介したコツを意識し、円満な別れに向けて一歩踏み出してみてくださいね。
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