6歳差の姉弟を育てるママライター、EMIです。
突然ですが、ママ友がいなくて不安を感じていませんか?
2児の母でもある私も、子どもが生まれたばかりのころは、ママ友がいなくて不安に感じていました。
しかし、実際にママ友と付き合って感じたのは「ママ友は無理に作る必要はない」ということ。
なぜなら、メリットもある反面、ストレスの原因にもなるからです。
今回は、「ママ友がいるメリット・デメリット」「ママ友との適切な付き合い方」についてお伝えします。
ママ友関係に悩まず、自分らしいママ友付き合いを見つけていきましょう。
ママ友がいるメリット
私が感じたママ友がいるメリットは、以下の通り。
子育ての情報交換ができる
ママ友がいると、子育てに関する新しい情報をゲットできたり、地域の子育てサービスについて教えてもらえたり、自分だけではなかなか知ることができない情報を得られるメリットがあります。
実際に私も自分が知らなかった情報をママ友から聞けて、何度も助けられた経験があります。
特にうえの子が小学校に入学する前に、PTA関係の情報を知ることができたのはよかったです。
悩みを共有でき、ストレス発散になる
同じ立場のママと悩みを分かち合えるのも嬉しいポイントです。
子育ての悩みなど「あ~、わかる!」って共感できる相手がいるだけで心が軽くなりますよね。
また、家事や夫の愚痴を聞いてくれるママ友がいると、ストレスも発散できるところもメリットに感じました。
子どもの社会性が育つ
ママ友ができると、子ども同士で遊ぶ機会も増えるので、お子さんの社会性を育むきっかけにもなるのです。
子どもが2〜3歳頃になるとママ以外との関わりも大切になってきます。
ずっとママにべったりなお子さんにはいい刺激になるかもしれません。
困ったときに助け合える
急な用事や体調が悪いときに、ママ友同士で助け合えるのは本当に心強いです。
お互いに子どもを預け合ったり、助け合うことで、安心して日常生活を送ることができます。
ママ友がいるデメリット
メリットをみていると、やっぱり「ママ友はいたほうがいいじゃん!」と思うかもしれません。
しかし、ママ友関係にはいいことばかりではなく、デメリットもあるのです。
では、次にママ友がいることで感じるデメリットについて見ていきましょう。
価値観や育児方針の違いで感じるストレス
ママ友と育児の考え方が違うと、ちょっとしたことでモヤモヤしてしまうことがあります。
子どもを通じて知り合うママ友は、必ずしも自分と同じ考えを持っているとは限りません。
私の実体験ですが、子ども同士が仲良く、幼稚園の帰りに一緒に帰る機会が多かったママがいました。
私は「子どもの危険な行動や迷惑な公道には注意する」というスタンスなのですが、お友達のママは「あまり口出しをしない」タイプで…。
この育児観の違いから、なかなか親密な関係を築けませんでした。
また、家庭環境や経済状況の違いもストレスの要因になることがあります。
たとえば、豪華な家に招かれて「自分とは生活レベルが違うな」と感じたり、逆に自分の家に招くのをためらうこともあるかもしれません。
このような違いがあると、会話の話題選びや行動に気を遣うことになり、次第に関係を維持するのが負担に感じられてきます。
結局のところ、完全に価値観の合うママ友を見つけるのは難しいものです。
成長を比べてしまう
ママ友がいると、つい子どもの成長を比べてストレスに感じるときがあります。
たとえば、「うちの子、まだ○○できないけど大丈夫かな?」なんて心配になることってありませんか?
特に、ママ友の子が順調に成長しているのを見ると、余計に不安になってしまいますよね。
逆に、ママ友の子がちょっと苦手なことがあると、知らず知らずのうちに「うちの子の方が進んでる!」なんて思ったりして…。
「大丈夫、そのうちできるようになるよ!」って励ましのつもりで言った言葉が、相手には嫌味に聞こえてしまうかもと気を使うことも多いです。
グループLINEが面倒
私がママ友関係で、すごく面倒だと感じるのがグループLINEです。
常に通知が鳴りやまない、既読をつけないと気を遣うなど、精神的なプレッシャーを常に感じてしまいます。
なかには重要でない雑談も多く、いちいち対応しているとキリがありません。
交際費がかかる
ママ友との付き合いでランチやお出かけの誘いが増えると、お金の面でも負担がかかります。
行きたくない場所やイベントにも、「空気を悪くしたくない」「仲間はずれにされたくない」といった理由で参加せざるを得ない状況に追い込まれることも…。
私もうえの子が保育園に通っていたとき、同じような思いをしました。
休みの日くらいは家でゆっくりと過ごしたいのに、「空気を悪くしたくない」という思いから遊びの誘いを断れなかった経験が何度かあります。
ママ友との適切な付き合い方
デメリットを見ていると「やっぱりママ友って面倒」と感じてしまいますよね…。
ママ友と付き合うときは適度な距離感を保ちながら、無理をせずに付き合いましょう。
あまり深入りせず、自分に合った付き合い方を見つけることで、ストレスを減らすことができますよ。
あいさつ程度の関係にとどめる
ママ友との付き合い方で一番おすすめなのは、挨拶する程度の関係です。
たとえば、保育園や学校で顔を合わせたときに、軽く挨拶を交わしたり、ちょっとした世間話をする程度にとどめるのが理想だと感じました。
お互いの生活に過度に干渉せず、ストレスを感じることなく付き合うことができます。
プライベートの話は控える
ママ友との会話では、できるだけプライベートな話題は避けるのがおすすめです。
家庭内の問題や個人的な悩みなどは、相手に負担をかけたり、噂の原因になる可能性があります。
代わりに、「子どもの運動会、楽しみですね」みたいな、みんなで共有できる話題で会話を楽しみましょう。
そうすれば、お互いに気楽に話せますよ。
ママ友は情報取集の手段と考える
ママ友は、子育ての情報をゲットする相手だと思えば、気が楽になりますよ。
たとえば、「この公園、新しい遊具ができたんだって」とか「あの小児科、評判いいらしいよ」なんて情報を交換できる関係が理想です。
そういう付き合い方なら、お互いにとって負担も少なく、プラスになるのではないでしょうか。
ママ友は無理に作らなくても大丈夫!
2人の子どもを持つ私が感じたことは、結局「ママ友はいなくても何とかなる」です。
ここまでお伝えしたように、ママ友関係にはメリットもあればデメリットもあります。
ママ友がいれば情報交換や悩み共有ができて便利な点もありますが、いなくても困ることはありません。
「子どものためにと」無理に作ろうとしなくても大丈夫なのです。
私も子どもが生まれたばかりのころは、「子どもためにママ友を作らなきゃ!」と意気込んでいました。
しかしいまとなっては、ママ友とは情報交換の相手として付き合うようにしています。それで困るようなことはありません。
むしろ、ママ友と自分に合わない関係を無理に続けるよりも、ずっと楽になりました。
ママ友関係のストレスで子たちに悪影響を与えないように、自分に合った付き合い方を考えていきましょう。
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