こんにちは。韓国在住6年目、日本語教師でライターのHAZUKIです。在韓ならではの生きた韓国情報をお届けします。
今回は、韓国人夫を持つ筆者が韓国生活のなかで感じた「韓国人男性はロマンチックなのか?」についてお話しします。
周りの韓国人男性たちにもリアルな意見を聞いてみたので、ぜひご覧ください!
韓国人男性=ロマンチック?
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韓国は人は「サランへ(愛してるよ)」などの愛情表現を日常的に使うので、こんな部分を見れば韓国人男性はロマンチックだと思われがち。
「アジアのイタリア」とも言われ、情熱的な国民性があるとよく言われますよね。
でも、この「サランへ」は、日本語の「愛してる」とは少しニュアンスが違います。
たとえば、親子の電話で最後に「サランへ〜」と言ったりするので、日本の「愛してる」とは重みが異なります。
私たち夫婦も「サランへ」はよく使いますが、日本語で「愛してるよ」なんて言うことはありません。
ただ、韓国語の「サランへ」の感覚で、日本語の「愛してる」を使う韓国人を見ると、ロマンチックに見えるかもしれませんね。
儒教文化と韓国の男性
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韓国は儒教の影響が強く、特に「女性や子どもには親切にしなければならない」という教えがあります。
最近では儒教の影響が薄れ、男女間の葛藤もありますが、それでも女性には優しい男性が多い印象です。
たとえばドアを開けてくれたり、重い荷物を持ってくれたり、道路側に立ってくれたりするのは、韓国ではよくあること。
筆者も韓国で生活しながら、日本語を教えている生徒たちや会社の人、知らない人からもこういったことを日常的にしてもらえるので、ある意味、日本よりも「ロマンチック」と感じることがあります。
ただ、私の夫いわく「それはただのマナー」だそうです。
普段の生活でもロマンチック?
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結論から言えば、普段の生活で韓国人男性が映画やドラマのように行動することは少ないです。
もちろん、サプライズやプレゼント、告白やプロポーズは派手にすることが多いですが、それは「そうしなかったら相手が怒るから」という理由が多いよう。
実際、筆者の周りの男性に聞いてみたら、ほぼ全員が同じような意見でした。
最近バラエティー番組で芸能人が奥さんの靴紐を結ぶシーンがありましたが、多くの韓国人男性は「やりすぎ」「演技っぽい」「もう時代は変わった」などのコメントが多かったです。
また高校生の生徒は、最近男の子から告白されたのですが「告白がドラマで言うセリフみたいで引いた」と言っていました。
人によって感じ方は異なりますが、やはり現実とドラマは違うようですね。
韓国人男性がロマンチックかどうかは一概に言えませんが、日本とは違う文化や価値観があることはたしかです。
韓国の男性が見せる優しさやマナーは、日本人にとってはロマンチックに感じるかもしれませんね。
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