自然のなかで心を落ち着かせたり、いつもとは違う環境に身を置いてみたり、人によって心と落ち着かせる方法は多種多様です。なかにはパワースポットを訪れて、心と身体をリラックスさせながら「運気」を上げるケースもあるはず。
そこで今回は、新年に訪れたい、関東で有名な「開運パワースポット」をいくつかご紹介していきます。
武蔵一宮 氷川神社/埼玉県さいたま市
約2400年前の創建といわれており、須佐之男命、稲田姫命、大己貴命を祀っています。社名の由来は、武蔵国にあった見沼の水の神性を称えたものであるという説がひとつ。
そして須佐之男命の神話から出雲を流れる斐伊川にちなんだものであるという、2つの説があります。そんな同社は別名「大宮氷川神社」の名称でも親しまれており、恋愛運や縁結びのご利益があるとされているのだとか。
櫻木神社/千葉県野田市
851(仁寿元)年、藤原嗣良が野田に移った際、そこにあった美しい桜の大木の下に倉稲魂命を祀り、その後、武甕槌命をあわせて祀ったのが始まりとされています。
野田市最古の神社で、桜の開花にちなんで開運・縁結びのご利益があるといわれている同社。桜の季節になると、さらに美しさが増すのも特徴です。
大原神社/千葉県習志野市
1124(天治元)年に創建され、1593(文禄元)年に現在の地に遷座しました。伊邪那岐命、伊邪那美命、猿田彦命を祀っており、伊邪那岐命と伊邪那美命は縁結び、猿田彦命は交通安全の御利益をもたらすとされています。
湯島天満宮/東京都文京区
458年に創建された天之手力雄命を祀る神社が始まりで、1355(正平10)年に菅原道真も祀られるようになりました。
著名な学問の神様とされていることから学業成就・合格祈願にご利益があるとされており、受験シーズンには多くの受験生が訪れています。
神田神社(神田明神)/東京都千代田区
730(天平2)年の創建とされており、1616(元和2)年に現在の地に遷座しました。江戸時代には「江戸総鎮守」として江戸の人々の崇敬を集め、現在でも都内108の町会が氏子になっています。
大己貴命(だいこく様)、少彦名命(えびす様)、平将門命を祀っており、縁結びや商売繁盛のご利益があるとされています。
日枝神社/東京都千代田区
江戸時代には江戸城の鎮守、明治時代以降は皇城(皇居)の鎮守とされた神社です。
大山咋神を祀っており、厄除け、安産、縁結び、商売繁盛などのご利益があるといわれています。ちなみに日枝神社には千本鳥居があるので雰囲気たっぷり。本殿の裏側なので少しわかりにくいですが、ぜひ訪れてみてくださいね。
九頭龍神社 本宮/神奈川県箱根町
芦ノ湖のほとりにある神社で、九頭龍大神を祀っています。社伝によれば、その昔、芦ノ湖には9頭の毒龍がいて人々を苦しめていました。これを見た萬巻上人は法力で龍を調伏。
悔い改めた龍は龍神となり、金運守護、商売繁盛、縁結びの神様なったとされているのです。この龍神に感謝を捧げるため毎月13日に月次祭が行われています。
関東圏には、さまざまなご利益をいただけるパワースポットがたくさんあります。なかでも全国的に有名な神社は、訪れるだけでパワーをもらえること間違いなし。ぜひ開運めぐりの参考にしてみてくださいね。
- ※初出:2023/02/21・TRiP EDiTOR
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