リフレッシュでさらに高まる仕事への集中力

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では、体調やメンタルへの影響を緩和するためにはどうすればよいのでしょうか?
「仕事のプレッシャーを乗り越える方法は?」と聞いた調査結果によると、プレッシャーを乗り越えるための方法として最も多く挙げられたのは「気分転換をする(30.2%)」でした。そのほかにも「周りに頼る(17.2%)」「ポジティブに考える(14.2%)」「自分へのご褒美(4.6%)」といった回答がランクインしています。
7位 自分へのご褒美
「終わったあとの楽しみをつくります。私はスノーボードが好きなので仕事終わりの休日にはスノーボードに行くように予定しておきます。楽しみをつくるだけでもかなり違います」(20代 男性)
「スイーツなど自分へのご褒美や、楽しいことを考えて乗り越える」(30代 女性)
「ノルマを達成できたときのご褒美を考える」(40代 男性)
「○○を買うためにがんばろう」「○○の楽しみのためにがんばろう」など、自分自身へのご褒美を決めることで、プレッシャーを乗り越えモチベーションを維持している人もいるようです。
6位 考えすぎない
「『あくまでお困りごとのサポート』というかたちで軽く営業をして、『契約を取れたらラッキー』くらいな気持ちで気楽にやっていた」(20代 女性)
「あまり深く考えず、『やるしかない!どうにかなる!』と自分で思い込み、対応に挑みます」(30代 女性)
細かいことを気にしすぎてしまったり、過去のミスに囚われすぎてしまっている人がよりプレッシャーを感じているように感じます。ですが、「失敗は誰にでもある」「全戦全勝は無理」という意識でいれば肩の荷が軽くなるかもしれません。
考えすぎないようにするには、「紙に気持ちや問題点を書き出して整理して、整理できたら考えないようにする」「ずっと続くわけではないと考える」「考えてもどうにもならないから考えない」といった意見が挙げられています。反省するのももちろん大切ですが、気持ちの切り替えも必要ということですね。
5位 準備を怠らない

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「最低最悪のケースを考えてから仕事をする」(30代 女性)
「人前で話すのが苦手なので、ミスがないように前から準備をし、リハーサルもする。念入りに準備したときのプレゼンは、プレッシャーはあるものの心地よい緊張感になっていくのがわかり、努力は裏切らないと感じる」(40代 女性)
「プレッシャーなどどうでもよくなるくらい、計画とイメージ作りを徹底的に繰り返して作戦を練り上げる。『これで駄目ならもういい』と開き直る」(50代以上 男性)
自信がないことからプレッシャーを感じる人も多いのではないでしょうか?それならば「入念な準備」も有効かもしれません。「プレゼンや営業トークの練習」「失敗した場合のリカバリー法や別プランを用意しておく」など、事前に準備をしておけば自信へと変わります。実際に、プレッシャーをほどよい緊張感に変えられたという体験談を話してくれた人もいるほどです。
4位 ポジティブに考える
「プレッシャーを乗り越えたあと、自分への評価が上がることは間違いないので、評価アップを目指して頑張っていました」(20代 女性)
「成長できるチャンスだと捉えて、前向きに取り組む」(30代 女性)
「『もし失敗しても受け入れて、次に活かせばいい』と思うようにしています」(40代 男性)
「ポジティブに考える」ことも、プレッシャーを乗り越えるための有効な方法です。プレッシャーを感じる場面では、成功をイメージしたり、逆に失敗しても次に生かせばよいと割り切ることで、心の負担が軽くなります。このように、ポジティブな思考を持つことで、プレッシャーが自己成長の機会と捉えられ、前向きな気持ちで乗り越えることができます。
3位 仕事に集中する
「仕事に専念する。余計なことを考えないで、自分にできることを集中してやると、プレッシャーを感じなくなります」(20代 男性)
「とにかく集中して、時間も周りもなるべく考えずに作業します」(30代 女性)
「落ち着いて、いつも以上に効率よく作業するよう心がける。『間に合わなかったらどうしよう』と考えない」(50代以上 男性)
ただただ「仕事に集中する」という回答も多数ありました。周囲の目がプレッシャーになる人が多くいますが、「周囲からどう見られるか」「同僚との成績差がどうか」といった余計な考えは排除するのも大事なのだそうです。
2位 周りに頼る
「自分だけで完成させようとせず、先輩方に相談し、確認してもらいながら進めています」(20代 女性)
「プレッシャーを感じたときは、上司や同僚に相談してサポートをお願いしてみる。アドバイスや助けを求めることで、問題解決の糸口が見つかることも多く、不安が和らぐ」(30代 男性)
「信頼できる同僚や上司に相談する」(40代 男性)
プレッシャーを感じたとき「周りに頼る」ことも効果的な方法です。自分だけで解決しようとせず、上司や同僚に相談したり、助けを求めたりすることで、不安が軽減され、問題解決の糸口が見つかることがあります。周囲のサポートを得ることで、プレッシャーを軽減し、気持ちが楽になるでしょう。
1位 気分転換する

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「休めるときに休むこと。昼休みは少しでも会社から出て、外の空気を吸うこと」(30代 女性)
「おいしいものを食べて寝るようにしている」(40代 女性)
「ランニングをして気分転換する」(50代以上 男性)
気分転換をすることで、心のリフレッシュができ、プレッシャーを一時的に忘れ、再度仕事に取り組む際に新たな気持ちで臨むことができます。例えば、外の空気を吸うために少し散歩に出る、ランチタイムにはお気に入りの食べ物を食べるなど、些細なことでも気分転換になるので実践してみるのもいいかもしれません。
プレッシャーを感じることは、仕事において避けられないことです。しかし、プレッシャーを過度に感じすぎることなく、うまく付き合っていくことが重要。気分転換や周囲のサポートを活用し、ポジティブな思考で前向きに取り組むことが、プレッシャーを乗り越えるための鍵となります。
また、十分な準備を行うことで、失敗への不安を軽減し、自信を持って仕事に臨むことができます。プレッシャーをうまく活用することで、自己成長のチャンスに変えることができるので、プレッシャーを単なる負担としてではなく、自分を高めるための一つの手段として捉えましょう。
プレッシャーを感じたときは、一度立ち止まり、リフレッシュしてみることを忘れないようにしましょう。それが、ストレスを最小限に抑え、より効果的に仕事を進めるための第一歩となるのです。