いま深刻視されている足のトラブル、あなたは大丈夫?
「足は第2の心臓」といわれています。
足は心臓からもっとも遠いところにあるため、心臓の働きだけでは血液が十分に届きません。それを助けるのが、「歩行」です。歩行をしていると、足の血管の伸縮運動が活発化し、血行がよくなります。
つまり、足を交互に動かすことは、ポンプの役割をしながら血流を促しているということなのです。その働きは、心臓が膨らんだり縮んだりしながら血流を促すのと同じことです。そのため、「足は第2の心臓」と言われているのです。
しかし、爪の変形、外反母趾、扁平足、魚の目、タコ、水ぶくれなど、足に関するトラブルは挙げていくとキリがありません。
最近では、高齢者だけではなく、若者のなかにも合わない革靴やヒール、パンプスを履くことで足のトラブルを抱えている方が多くいます。
SNS上で話題となっている、女性がビジネスの場でヒールやパンプスを履くことを強制する風習をなくすための運動「#KuToo」をご存知の方も多いのではないでしょうか。
それほど深刻視されている足のトラブル。足のトラブルが発生したとき、あなたはどのような処置を行いますか?
在宅医療マッサージ株式会社が全国20代~70代の男女を対象に実施した「足の悩みに関するアンケート調査」の結果をご紹介します。
放置してしまうと恐ろしい病気を引き起こす可能性がある足のトラブル。ぜひ参考にしてくださいね。
ふたりにひとりが足トラブル経験者!?
まず、「足のトラブルを抱えたことはありますか?」という質問をしたところ、半数以上の方が「はい」と回答しました。
はいと回答した方に「どのようなトラブルですか?」と聞いてみると、「魚の目(22.5%)」「巻き爪(17.5%)」「爪水虫(14.6%)」「外反母趾(12.3%)」などが挙げられました。また、気になるその他の項目では「関節痛」や「足底筋膜炎」「爪割れ」といったトラブルが集まりました。
痛みやかゆみが伴う症状の場合、歩きにくかったり好きな靴を履けなかったりと、日常生活に支障が生じることも。
さらに、足のトラブルがきっかけで恥をかいた&困ったことについて聞いてみると、思わず冷や汗をかいてしまうようなエピソードがあげられました。
足のトラブルがきっかけで恥をかいた&困ったときのエピソードとは…?
- 「足のニオイがキツすぎて、当時付き合っていた彼氏に何度目かのお家デートでフラれてしまった」(福岡県/専業主婦/20代女性)
- 「魚の目が痛くてじっと座っていることができずモゾモゾと動いていたら、後ろにいた人に『大丈夫ですか?』と心配され思わず赤面した」(兵庫県/専業主婦/40代女性)
- 「子どもに『お母さんの爪は黄色い。私の爪はキレイだよ』と言われて恥ずかしかった」(群馬県/パート・アルバイト/40代女性)
- 「マッサージを受ける際、ボロボロの足を見て嫌がられたことがある」(福岡県/会社員/60代男性)
足のトラブルが失恋につながってしまうこともあるなんて驚きですよね。
他人から指摘されるケースもあり、足のトラブルはしっかりと処置を行わないと深刻なコンプレックスになってしまう可能性が高いことがわかりました。早期治療を心掛けましょう。