目の下がたるみ、ほうれい線がくっきり…。顔を老けた印象に見せてしまう2大ポイントは、メイクでどのようにカバーすればよいのでしょう?今回は読者のお悩みに回答し、対処法をご紹介しましょう。
質問:「目の下のたるみとほうれい線、どう対処すればいい?」
目の下のたるみによる影やほうれい線がだんだん気になってきました。
こういったものに関しては、「厚塗りすればするほど崩れるので、あまり塗らないように。光で消しましょう」というのが一般的かと思いますが、ハイライトを塗ってもイマイチ消えないですし、どうしたらいいのかわかりません。
ハイライトの選び方や塗り方、そのほかにも手法があれば教えていただきたいです。
厄介者の「たるみ」は厚塗り禁止
加齢によって現れるお顔の変化のなかで、なかなか厄介なのが「たるみ」です。
シミやソバカスなら、ファンデーションを駆使したり、コンシーラーを使ったりすればカバーできますが、たるみは色素系のトラブルではなく、立体系のトラブル。
目の下、頬、あらゆるところに「たるみ」が出ると、シワも深くなって見えてしまったり、毛穴が目立ってしまったりと、第2次、第3次被害を及ぼします。
たるみは本当に厄介者です。
ご質問にもあるように、「厚塗りすればするほど崩れるので、あまり塗らないように。光で消しましょう」というのは、確かに正解です。
たるみによるシワが深くなっている部分は、ファンデーションを厚く塗ってしまうと、崩れを引き起こす原因となってしまいますし、かえって老け顔に見えてしまう危険性もあるからです。
問題は「光で消しましょう」の部分。
光で消せといわれても、照明器具を持ち歩くわけじゃないので、これがなかなか難しいですよね。
たるみは「ハイライト」で消すべし!
ではここから、具体的な手法についてご説明します。
必要なアイテムは、やはり「ハイライト」です。
真っ白ではなくベージュ系の色で、肌なじみのよいものを選びましょう。また、ラメ入りやパールが強いものも避け、なるべく自然で控えめなものを選ぶようにします。
目の下のたるみや、頬のたるみによるほうれい線などをカバーするときには、通常のハイライトの塗り方ではNGです。なぜなら、通常のハイライトの入れ方というのは、線を消すのが目的ではなく、面を明るくすることを目的にしているからです。
ですので、よくあるTゾーンとか目の下とか頬骨に入れるハイライトというのは、たるみ対策、ほうれい線対策ではありません。