我が家の長男が無事に中学受験を終えたころ。私は力尽き、「もう中学受験はいいや〜!次男は公立でもたくましく生きていける!」と思って勝手に中学受験の幕をひこうと思っていた矢先。
次男が「どうしても受験をしたい」といい出し、私たち家族は休む間もなく「中学受験・シーズン2」に突入しました。
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「どんとこい!」だったのに…
正直、「また始まるのか〜…」と思いました。しかし、次男は長男と同じ塾に通っていたので、すべては1度経験済み。大量のプリント教材攻めもどんとこい。3年間、与えられた課題が5割しかできてなかった長男も、最後になんとかなった!でも抑えるべきところは、いまからしっかりおさえるのが正解かな…。
そんな風に私なりの心の準備もできていたので、「長男のときよりうまくやれるんじゃないかな」なんて淡い期待を持っていました。ところが…なんででしょう。やはり、性格も脳みそも兄弟で違うと「思ってたのと違う!」となるわけです。
長男より宿題をやってるはずの次男なのに、成績は長男と変わらず…。成績のことは焦らないにしても、私の心がもっと余裕をもてると思ったのに、どうもそうではなかったのです。
つい怒ってしまう日々
新型コロナウイルスの感染拡大の影響から始まった、自粛生活。ほとんどの時間を家で過ごしていたせいで、次男の勉強スケジュール管理は私の担当でした。
平日の朝と午後に少し。塾から出された大量の課題と、少しの学校の宿題をふりわけています。しかし私も仕事が連日入っているので、ずっと勉強を見ているわけにはいきません。むしろ見ているとぐずりやすいこともあるので、あえて側にいないという選択をしていることがほとんどです。
でもそうすると、勝手に休憩ばかりしたり、1度の休憩が長くなったり、結局想定通り進められず取りこぼしていく…。私も焦りを感じてしまいました。コロナ以前の生活だったら、学校や塾の時間に加えて、サッカーの時間もあります。だから本来はいまほど課題もこなしていないはず。
でもいざ、時間が与えられると 「やらなくちゃ」 になって 「もっともっと」と要求してしまう。それをさせなきゃいけないのは私しかいないから、責任がのしかかってる気がして、やらなかったり、ぐずったり、さぼろうとすると、ついついガーって怒っちゃうんです。