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30 件あなたは、過去を思い出して気持ちが落ち込んでしまい、何もできなくなってしまうことはありますか？また、いろいろな心配が頭に浮かび、思考がまとまらないことはありますでしょうか？
もしその答えが「イエス」なら、とっておきのテクニックをお教えしましょう。
自分の体を触る療法
image by:Unsplash
「EFT」という治療法があります。EFTとは「Emotional Freedom Technique」の略。日本語にするなら、「感情を自由にするテクニック」です。また別のいいかたでは、「TFT」というものもあります。「Thought Field Therapy」こと、日本語にするなら「思考場療法」となります。
どちらもややこしいいいかたですが、やることはとてもシンプル。とにかく「自分の体を触ること」です。別名「タッピング療法」ともよばれています。
タップというのは、軽くトントンと叩くこと。「画面をタップしてください」などの言葉で聞いた人も多いのではないでしょうか。これを、自分の体にたいして行うのです。
これだけで、気持ちが楽になる…というのが、タッピング療法のポイント。「え、そんな簡単にいくわけないよね？」と思う人も多いと思います。まぁ、ダマされたと思って、試しにやってみましょう。
指で体を叩いていく
まずは、指です。右手と左手、どちらでも構わないので、片方の手を出してください。そして人差し指と中指、または中指と薬指など、2本を使います。
この2本指で、まずあなたの「頭頂部より少し前」を軽く叩いてください。額と頭頂部の間くらいです。こちらはアバウトで構いません。
トン、トン、トン、トン、トン…と5回から10回ほど叩いてみてください。速度は、1秒に2回くらいが目安ですが、これも厳密でなくてOKです。ただ頭頂部近くを、軽く10回前後叩く感じです。重ねて強く叩く必要はありません。本当に、スマホをタップするくらいでトン、トン、トン…くらいの強さでOKです。
頭頂部が終わりましたら、次は顔にうつっていきます。まずは眉頭。両側の眉毛の「内側」部分です。眉毛が、内側でちょうど終わる部分。ここを叩いてください。左右どちらでもいいですし、両方でも大丈夫です。叩く回数と速度などは、額と頭頂部の間と同じです。
次に「こめかみ」。次に「目の下」。そして「鼻の下（口のうえ）」さらに「口の下」です。ここまで6カ所出てきましたが、これも最初から厳密に覚えなくてOK。大体で大丈夫です。ただ、それぞれの箇所を、5～10回ずつ、トントントントンと叩く。それだけです。
そのあとに「鎖骨」があります。左右の鎖骨、どちらかまたは両方で、ちょうど鎖骨のあたりを、同じくトントンと叩いてください。そして「脇の下」の部分。脇から10センチくらい下の部分です。こちらもトントンと叩きましょう。
そして「空手チョップ」の部分。手の平の外側と呼べばいいでしょうか。チョップをする際に、当たる部分です。こちらも、同じく手でトントンと叩きましょう。当然、逆の手を使います。
これで、終わりです。何度もいいますが、すべて厳密でなくて構いません。全部を覚えてなくても大丈夫です。自分で覚えたもの、叩きやすそうな場所、それらをトントントン…とソフトに10回ほど叩いては次の場所を叩く。それだけです。
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