社会で生きていくには、さまざまな制約があります。人生は楽しいことばかりではありませんよね。本当に辛くて、大変な思いをすることがあったりする。先が見えないことを不安に感じて、嫌な気持ちでいっぱいになることもあるでしょう。
こういうときって、辛かったことを思い出したり、マイナスなことばかり考えて、「何か悪いことが起こるんじゃないか」「うまくいかないんじゃないか」と考えて、長い時間マイナスの感情に気持ちが支配されてしまったりするんですよね。
けれど、過去に起きたことをクヨクヨ考えたり、どうなるかわからない将来のことを心配しすぎて、嫌な気持ちで毎日を過ごしていては、「いま」を十分に楽しむことができません。
誰だって辛いことがあれば嫌な気持ちになりますし、未来がどうなるかわからないと不安になれば、暗い気持ちになることもあります。
でもそんな時間を少しでも減らしたほうが楽しい時間も増えると思いませんか?きょうは「辛い毎日から自分を守る方法」についてお話したいと思います。
「いま」に集中して
過去に起きた辛いことも、将来に対する不安も、「いま」の自分に解決できることでなくては、不安なままの時間を過ごさなくてはいけなくなります。「もう、あんな辛い思いはしたくない…」「また、同じようなことになったらどうしよう?」考えても、嫌な気持ちになる時間が増えるだけなんですよね。
だから自分の意識をマイナスの方向に持っていかれないように、「いま」に集中して生活することって大切なこと。目の前に起きていることに集中できれば、嫌なことを考えずに済みます。自然と、気持ち穏やかに過ごせるんです。
大切なのは、過去の辛いことや未来の不安に振り回されることではなく、いまの自分に出来ることに集中することなのです。
嫌な気持ちになる考えを止めようと思っても、自分の意志では思うようにいかないという人もいるでしょう。「やめよう、やめよう」と思っても、知らず知らずのうちに嫌なことを考えてしまったりする。
そういうときは、無理に自分の意志で止めようとするのではなく、好きなことを考えると気持ちを切り替えやすいでしょう。
好きなもの、夢中になれることに集中すれば、嫌な考えを自然と終わらせることができます。好きなことを考えたり、実際にすることって、嫌な気持ちから自分を守るために、とても効果があることなんですね。
いまを楽しむためには、いまある自分の幸せに目を向けることも大切です。過去の辛いことや将来の不安にばかり目を向けていていては、辛い気持ちになるばかり。
ですが、いまある楽しみや嬉しいこと、面白いことに目を向けてみたら、思っていたよりも自分の置かれた状況って、幸せなこともあるんだなと気づくはずです。
嫌なことや不安な気持ちになることばかり考えていては、誰だって辛い気持ちになってしまいます。そうではなくて、いまを楽しむために、自分の置かれた状況で楽しいことがないか探してみましょう。